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アイドル、憧れ、僻み

わたしは女の子アイドルがすきでした。

可愛くて元気で。

自分もアイドルになりたいなんて気持ちは微塵もないですが(目が2つと鼻と口が1つずつあるのは同じなんだけど)、愛でる気持ちというか。

自己満足の世界で、雑誌を眺めるように、「まいやん可愛い」「わたしもあのお洋服着たい」「見習ってダイエットがんばろー!」そんな風に思うこともありました。

突然の告知後、周りは引き続き人生を楽しんでいるのに、管繋がり、頭ボサボサ病院暮らしに。

ステップアップ?恋愛?美容?

いや、生きるか死ぬか状態でそれどころではない。

そうなるともう同年代のキラキラ日常を見たり聞いたりするのも苦しくなり。

それはリアルな世界のおともだちだけでなく、アイドルにまで。

病院の窓から点在する紫のライト。そう、ライブ中だった。

どうしてわたしよりずっと忙しい不健康な生活をしてるのに健康体でいられるんだろう。

同じ一人の女の子なのに、キラキラ眩しくて、かたやもう死にかけ、病院支給のオババ色のパジャマ。

そうやって妬んでる自分にもうんざりしたり。

時間が経つにつれて、僻みはなくなってきた。これにはあるきっかけがあったんだけど。

でも、憧れ、真似たいという気持ちは出てこなくて。ふてくされてるわけでもなく、生きるか死ぬかの人間が、身なりも恋愛もキャリアももうどうでもいい、余生を静かに楽しもうという感覚。


それが最近、少し、ネイル塗りたいな、なんかいい匂いの入浴剤ないかな、って。考えてる自分がいて…!

びっくり。

いつの間にか僻まなくなったように、いつの間にかまたお洒落したい、恋愛したいって思えるようになるのかな。

やだ、わたし、やっぱり女子ー!はーと

noteを初めてからはこの経験が活かせるお仕事が出来たら、癌になったことも少しは昇華されるかもなんて思ったりまでしてる。生意気!

コメントでいただいた、『銀河鉄道999』を観ました。

思い立ったら即行動するのはたぶん数少ない私の良い所。

次のnoteに映画のこと書いてみようかな。平凡ちゃんが映画感想書くのライター気取りみたいになりそうで恥ずかしいからやめよかな。

とにかく、グッとくるとこあり、考えさせられるとこあり、時代は昔でも展開も早くて面白かったです。ありがとうございました。

これからもなにか桃花の人生の変化のきっかけや添え物になりそうよってものがあったらご教授くださいね。







人生第二章を歩むための、なにか"きっかけ"を与えていただけたら嬉しいです!あなたの仕事や好きなことを教えてください。使い道は報告させていただきます。(超絶ぽんこつなので遅くなっても許してください)