物事の知り方を知らない問題が深刻なので傾向と対策を打ち出してみた

知らないことを知る。
あたりまえで簡単そうなんですが、その実、コレが意外なほど難しい。
というお話。

そんなバカなｗ
って思うかもなんですが、けっこう怖い話でもあります。

あ、写真はあまおうのチョコケーキです、うまうま。
みんな、もっと自分はあまおうだと思っていいんですよ、と。

例えば、知らないことがあったとします。
知るには調べないといけません。つまり学習の必要があります。
めんどくさいけど、まあこれをやらないと始まらないので。

ですが、そもそもどうやって調べるんでしょう？
勉強には大きく分けて3つあると思います。

・体験で学習
・勉強で学習
・自然と学習

基本的にはどれかを使います。

ただ、実はコレ。
ほぼ３つ目の自然学習に頼りきりな人が多いのですな。

ココが結構世の中の物事を大きく分けます。
でも、多くの人はあまり自分で調べるでもなく、ましてや実際に実行して体験するわけでもない。
もしくは、体験はするけどメソッドや手順、手法だけで覚える。なぜそうなったかや、どうしてその手順に至ったかは調べない。
でも、自分では相応に調べて手順を追ってるつもりなので、学習した気になるっていう。

とするなら、何となく印象に残ったことだけ覚える以外に学習方法がないわけです。

だいたい、うまく上達しないなーと思ったときはこれだと思っていいです。
もしくは面倒なので、基礎を投げた上で都合いいとこだけ拾ってます。

せっかく興味があっても、膨大な知識や手順が必要な場合に問題が起きやすいのですな。


で、ココからが本題。

繰り返しますが、世の中って意外なほど、自然学習以外に勉強法を知らない人が多いのですわ。
うまくいかない、上達しないと思ってる人ほどその傾向。
つらい。

そういう人にとっては、ただ理由なく作業か暗記、つまりルーチンワークを頑張る以外に学習法が存在しないって傾向があります。
つまり向き不向きが全ての運任せ、なんとなく興味持ってなんとなくやってなんとなく頑張るってスタンス。

具体的には「ただひたすら無目的に作業を続ける」以外に学習法がないって思ってしまうのですな。

そういう、なんとなく続けていれば自然に覚えて上達してうまくいくってのは、一般的に使う意味での「才能」っていいます。
つまり、そういう人にとっては「才能があるかなしかでしか物事が選べない」ってことです。

恐ろしくないすか？

ちなみに筆者は恐ろしいです。
だって生まれ持った素質と物事の出会いっていう、偶然の運と素質に人生を全部任せるしかないって言ってるも同然なので。

ありがたいことに、世の中そこまでひどい話でもないので、自然学習だけでなく学習法が存在します。

世の中には科学的解決法っていう素晴らしいものが存在してるのです。

簡単にいうと、物事を順序立てて、系統や関連性を踏まえて複合的に少しずつ覚える手段です。

ゲームでいうスキルツリーみたいなものです。
たとえば、基礎スキル＞上級スキル＞個別武器の特化スキルになっていくみたいなアレです。

これをなんとなくで覚えようとすると、基礎スキルの必要レベルが足りないのに上級スキルを覚えようとして、必要な知識や技術がないまま運用しようとすることで上達が止まります。

つまり、膨大な知識の運用には物事を系統立てる必要があるので、すでに下地となる学習法を身に着けていない限りは身につきにくいことがあります。
マジでよくあります。

まとめるのがうまくないと断片情報を関連性もなく運用するので、前後のつながりを活かすべき情報を、まるで単語帳のようにバラバラに覚えてしまい、必要なときにどれがどう必要だか自分で判断できないんですな。

他にも単発のメソッドだけ覚えて、それを何のためにどう使うかについてはスルーだったりとか。
証明問題の解だけ覚えても困るんですが、よくやります。

つまり。

「学校の勉強は何の役に立つの？」ってお約束の疑問は、基礎となる学習法そのものと、それを運用するのに必要な知識周りを覚えて役に立てるためのものってのが答えになります。

たとえば、歴史的な大事件を覚えるには「順を追って、原因や動機などを調べ、それぞれの都合や立場など関係性を踏まえて覚える」と便利なんですが、年号と出来事だけ追っかけてしまい、めんどくさい割にそれぞれの関係が頭に入りにくかったりします。

そのため、覚えたい上達したいというきっかけはともかく、徐々に「なんとなく覚える」以外の学習法に移行しないと、学習効率としてあんまり嬉しいものではないという事が多いです。

というところで無料ぶんを切ってもったいぶります、あざといね(╹◡╹)
汚いなさすが忍者きたない。