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「作品を手軽に素敵に撮影できる環境が欲しい!!!」と思っていた私が、試行錯誤の末、暫定的に出した答は・・・

2023年の春分の日、F40号の木製パネルと暮らすことにしました。

理由は、撮影のためです。白い壁をつくるのです。

これまで私が扱ったことがある最大の大きさは、M30号でした。こちらの作品は、熊谷のイタリア料理店、ピッチーノ様にてご覧いただけます。

昨日、桐生に撮影に行きました。パンセギャラリー様をお借りして、7月に銀座に出展する作品たちを撮りました。

パンセギャラリー様は、私の好きな場所のひとつで、折に触れ伺っていました。いつか自主企画の個展とかをしてみたいと思ったりもしていました。しかし、まだその時ではないと思っていました。
何かイベントをしないと拝借できないと思っていたのですが、思い切って問い合わせたところ、そんなことはなく、撮影だけもご快諾いただき大変感謝しております。

光が綺麗な時間帯などもお教えいただき、色々お気遣いいただき、大変感謝しております。天然石がキラキラして、作品たちもとても嬉しそうでした。お花や虫さんとも出会えて嬉しかったです。




パンセギャラリー様のことは、今でも大好きなのですが、実際撮影させていただき、ふと思いました。個展の作品たちをここで撮影するのは難しいのではないか?

銀座の作品たちは5点でしたが、個展のはそういうわけにはいきません。小分けにして撮るのも難しそうです。私は、梱包と開梱が大の苦手です。うんと苦労して作品たちを連れて行ったら、もう、行った先では個展を開催し、会期中に撮影するのがいいのかもしれません。撮影だけして連れ帰るのはなんだか・・・。

それに、道中何かあるかもしれず気を揉みます(今回はギリギリ間に合いました)。また、お天気もよくわからず(今回は運良く晴れました)予約がそんなに早くからできません(システムとしては早期の予約は可能です。私がダメなだけです)。お天気以外にも予約が難しい理由があります。他にも色々思いました。制作と撮影、うまく両立できるのだろうか?とか(既に、個展については個々の作品の制作過程の記録が難しいということに気付き始めています。もしかしたら、ギリギリまで制作しているかもしれませんし・・・)。

そして、自宅の環境をなんとかしようと思ったのでした。自宅なら思いついた時に撮れますし、個展とは関係ないものも撮れます。いちいち梱包しなくても大丈夫。

早速、帰路、ホームセンターでM40号のパネルを買いました。このパネルは、木枠がレアな色でなんだか惹かれたのです。たまにある、ちょっと濃いめのでした。車には、何とか載りましたが、F40でも大丈夫なのではと思いました。

F40のほうが、ゆったりしているので、撮影しやすいのです。

今年の個展では、10号のエンパネが最大の作品となります。そのため、さしあたり10号まで撮影できれば大丈夫です。ホームセンターでもS10のパネルをあてがってみたりして大きさを確認したのですが、F40が車に載せられるか自信が無かったのと、木枠が気に入ったのと、幅が狭い方が自宅でも場所に困らないのではと思ったのが合わさり、ひとまずM40を買いました。

しかし、帰宅して10号のエンパネをあてがってみたら、ちょっと幅が足りない気がしたのです(エンパネは縦横の長さはSと同じです)。もちろん、はみ出ることはありませんが、安心して撮れない感じでした。そして、部屋にはまだ余裕がありました。

そこで本日、F40を試すことにしました。

なんとフクロウさんの木目のを見つけたので、それを選びました。フクロウさんは端のほうに居るので、そこだけ塗り残す予定です。

帰宅し、設置したところ、なんだかいい感じでした。出展の制作が行き詰った時に塗る予定です。

昨日のM40は、かつてM30が居たところに寝そべってもらいました。10号のエンパネのベッドになってもらいました。時々、角に頭をぶつけるのですが、そのうち身のこなしを自然にできるようになりたいです。

最近、天井と床で突っ張った柱を利用し簡単な棚をつくってみました。作品の乾燥用です。計測とか設置とか自信が無くて、ずっと先送りしていました。案外大丈夫でした。

乾燥用のスペースができたことにより、どんどん塗れるようになり、とても嬉しいです。

この棚がうまく行ったのも追い風となり、F40の白い壁をつくってみることにしたのでした。普段絵を描いている台に乗り、撮影することにしました。なので、制作と撮影は同時には難しいのですが・・・。狭いところでなんとかやっていきます。

実際にやってみて、ダメだったらまた別の方法を試します。

光も、なんとかしたいです。

ありがとうございます。それでは、また。



その後・・・