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カオス過ぎて人にはあまり勧めることはできないが、ディープな感じが個人的に大好きすぎて、最もインドらしさを体感できる街〜コルカタ〜

毎週金曜日は「印象的だった国や都市」をテーマに発信しています。
これまで、アジア、ヨーロッパ、アフリカの28カ国訪れてきました。
今回は、最もカオスだった都市と言っても過言ではないインド・コルカタを特集します。2017年、コルカタに1週間滞在しました。目的はマザーテレサの施設でのボランティア活動でした。コルカタを訪れる多くの日本人がそうだと思います。コルカタには特にこれっと言った観光名所はありません。しかし、コルカタで垣間みたインドのローカルな風景は、今でもインパクト強すぎて鮮明に覚えています。当時撮っていた写真をもとにコルカタの日常を見ていきましょう。

コルカタの街並み

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夜は外出したくなくなるほど恐怖な雰囲気な感じになります。この街を歩いているとこういう街並みが至るところにあり、個人的にはかなりワクワクして、ディープな感じが好きでした。

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街中にはゴミもあり、そのゴミを集め生活をしている人もたくさんいました。

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こんな感じで市場とは全く関係ない路上で生魚を販売していました。
衛生面を考えるとアウトですが、むしろ、日本が何もかも清潔すぎるのかもしれません。これを食べれればどんなものでもいける気がします。
コルカタと日本を比較していくと、日本の当たりまえが世界では当たり前ではないことに気付かされます。

コルカタの市場

市場は身動きがとれないくらい人が溢れ、これがこれから世界を引っ張る国の勢いかと感じていました。

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コルカタの交通事情

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コルカタに着いてから渋滞は当たり前でした。狭い道を巧妙に切り抜ける運転手の技術には感銘を受けました。

ここで質問です。
インドと日本のタクシーには大きな違いがあります。一体なんでしょう?
もちろんカラーが黄色なので、違いますが他にもあります。

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正解は、

インドのタクシーにはサイドミラーがついてないんです!

インドでは、急速な経済成長の影響を受け、渋滞が深刻な社会問題となっています。そこで、道路上に少しでも多くの車を詰め込むためにこのような対策がとられているそうです。ちなみに、道路に車線も引かれていません!

交通機関のレディーファースト

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最初にコルカタのバスに乗ったとき、気付きました。
男女で席がなんとなく分かれており、頭上にLadiesとかJentle、Elderlyって書かれていたのです。一緒にいった女性の友人が日本と変わらず突っ立っていたら、周りのおじさんに「はよ座れ!」みたいに言われていました(笑)
意外にも女性とお年寄りに優しい国だなと感じました。

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リキシャと呼ばれる移動手段もコルカタではよく見かけました。調べたところ、リキシャはインド国内で2千万台ほど普及しています。コルカタで見かけるのは人力が多かったですが、現在、日本の企業・パナソニックが電動のリキシャプロジェクトに取り組んでいるそうです。



飲んだチャイの容器を地面に投げ捨てる文化

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インドでは1杯10円以下で飲めます!容器小さいのですぐ飲み終わってしまうのですが、熱いので冷ましながらゆっくり飲むことになります。
味は美味しいチャイミルクティーでした。

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ローカルである隣の人が飲み終わったと思った瞬間。容器を道に捨てた彼は何もなかったような顔をしていました。きっとインドでは何のことでもないんです。よく見るとチャイ屋さんの周りの道路はこのように、チャイの容器が普通に捨てられていました。容器を捨てる理由を訊いてみると、土にかえすためだそうです。

コルカタで髪を切ってみた

コルカタでは路上で切ってくれる美容師など見ましたが、
(ネタとしてはそちらの方が面白そうですが、)
コルカタの街中でもちょっとお高めそうな美容室に入りました。
中は日本と変わりなく清潔感漂う感じでした。値段は800円前後

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これまで10カ国で髪をおまかせで切ってきましたが、僕の場合、どんな国行っても結局、角刈りになります。

また、僕が手に持っているのは路上で販売していた、その場で絞ってくれる1㍑のぶどうジュース200円

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この標識はどんな時に使うのでしょうか?
もしかしたらクラクションNGかもしれませんがクラクションが鳴り止むことはないでしょう。

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最強の運び屋
目の前を通る瞬間思わずシャッターを切ってしまいました。
この量を自転車一つで運べるのは凄すぎる。このような環境だからこそ、インドには超人がたくさんいるのかも知れません。

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ここまで読んで頂きありがとうございました!かなりカオスな街でしたが、インドらしさが体感でき、大好きな街でした。また、コルカタを訪れます。最後に、ナマステ!

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