見出し画像

私選 '21年 10本のビール

ビール女子さんの下記記事を読んで、自分もしてみむとばかりに昨年飲んだビールを振り返ってみると、なかなか楽しかったのです。折角なので、特に美味しいと感じた10本をピックアップして記事に残したいと思います。良し悪しを審判する立場にないので完全主観の思い入れ基準、順番は飲んだ日付順です。昨年リリースの銘柄には限らず、あくまで個人的記録ということで・・・アシカラズ。

1.Pub Crawl / Nomcraft Brewing

これは本当に事あるごとに言ったし、これからも言っていきたい名盤。復活してほしい。草とモルトがペールエールの本道。個人の見解です。去年は Pub Crawl の難しい一年ではありましたが。

2.ロッゲン ver.2 / ビール工房Spica

馬車道の Ergo bibamus さんで飲んだライ麦のビール。記事も書きました。気候危機によるビール原料の安定供給が危ぶまれる中、ライ麦ってどうなんでしょうね。

3.24周年記念 Back to the 1997 Pale Ale / 伊勢角屋麦酒

伊勢角の初期ペールエール復刻版。これもモルティな甘苦が決め手。昨年から、現行ペールエールは缶で全国流通。JR東の売店 Newdays で買えるのはとても嬉しい・・・が、買うとグリーン車で飲みたくなる財布の敵。※本体価格は良心的です。

4."NIGORI" Sake IPA / 縁喜 × 志賀高原ビール

「其の十」に純米吟醸酒のもろみを加えた、玉村本店・社内コラボビール。日本酒と絡めるビールは多々あれど、かなり吟醸香や甘味が高く出てて斬新な印象でした。以前にも販売されていたようなので、再販が楽しみ。

5.Ever Lasting Rye Double IPA / 伊勢角屋麦酒

苦々に仕上げたホップビタネスが、ライ麦の香ばしさと合わさって非常に良かったです。名前は BUMP OF CHICKEN の楽曲から。ボーカルの結婚とか朝ドラ主題歌とか、よく名前を聞きましたね。

6.Leftover Common / TKBrewing

IPL系は流行ってますが、このコモンビアは本当に飲み飽きがしない造り。また飲みたし。あまり関係ないんですが、去年は電車のトラブルにより鶴見川周辺で線路に降りて最寄駅まで歩く経験をしました。人生初。川崎の TKB 、どうせ時間あったし寄ればよかった・・・深夜だったから無理か。

7.TWINS -Chinook- / 2nd Story Ale Works

同じ製法で異なるホップをシングルで使うというシリーズの片割れなのですが、自分はこちらがダントツ好みでした。苦くてクリーンでまとまりがある。チヌークという比較的お馴染み化したホップの可能性を引き出す技量!記事も書きました。

2nd Story は昨年の IBC 受賞など勢いがありますね。徳島は KAMIYAMA、Rise & Win など他のブルワリーも注目です。坂東英二や川上憲伸といった、我が中日ドラゴンズのエース産地でもある。

8.Farking Wheaton w00tstout 2021 / Stone

アメリカでは年一で発売されている銘柄が日本初上陸。Stone が持てる実力を黒に注ぎ込んだらこんなになるんか、と。素晴らしいですね。昨年は Enjoy By も続々リリースで、飲みまくりました。ヘイジー系中心でしたがどれも出来が良かった。直近の 01.01.22 だけ逃しました。なんでだよ。ストーンのビールは、アルコールのアタックによる灼け感がいいですよね。

9.ヨコビセゾン / 横浜ビール

IBC 受賞作。ツイートにも書いている通り、この時期は首都圏の緊急事態宣言も明けて、意気揚々と直営の横浜ビールスタンドに出かけて飲んだ一杯。瓶でも近隣で流通してましたが、折角なのでスタンドで飲めて良かった。久々のみなとみらいの夜景は、人が生きているという感じがして感慨深かったです(日曜だったし、保守灯が大半にしても)。

10.epitta / 忽布古丹醸造

国産ホップが注目を集める中、こちらは大麦も国産の IPA. というか道産 IPA. 焙燥の由来だと思うのですが、どこかスモーキーなフレーバが印象的なビールでした。この時、北海道旅行して札幌東急で買った記憶。旅行先の地元ブルワリーを回れない時は、デパ地下を頼るに限る。

番外.禁酒時代のヒール /  いわて蔵ビール

すいません、10選・・・的な感じで言ってたんですが、プラス1本。ある意味で昨年を象徴する一本というか、世の中が酷い状況になっていた中で、昔からローカルビールを作ってきたブルワリーがこういう一手を出してくれたというのが、色々な意味でシビれたし、ずっと忘れないと思います。それでいてシンボリックなとこだけじゃなく、味もノンアル/ローアル系で有数の美味しいビールだと思います。

書いてて思ったのですが、完全にこれは昨年内にやっておくべき事でしたね。振り返り工程。ともあれ、正月の余暇に任せてまとめただけですが、改めて整理することで飲んだ頃の楽しさが蘇っていいですね。

あと、うちのガス給湯の操作盤が写り込みすぎだ・・・リ○ナイ社ステマnote として、本年も頑張りたいと思います。「モルトと草」以外の好みの軸を開拓するぞ。

以上

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?