クリームシチューを作ったのには、こんな訳が……
クリームシチューを作りました。菜の花を添えて、季節感たっぷりです。
……ただ、これを作ったのには、深~い訳があるのです。
【深い訳:その1】ニンジン
野菜は明石農園から購入しています。
ココの野菜は、「固定種」「自然栽培」。滋味あふれる、力強い味がします。スーパーに並んでいる野菜とは、全く違うんです。
冬と春の境目は、野菜の端境期。畑の野菜が少なくなる季節なのです。だから、保存がきく根菜類がよく届きます。
そして、ニンジンがたくさん我が家に。
「たくさん使わないとまずいぞ」という訳で、シチューを作りました。
【深い訳:その2】エバミルク
パンを焼くとき、乳製品を使うとしっとり仕上がります。以前、マリトッツォを作ったのですが、
この時、あまった生クリームを使って焼いたパンが、ものすごくおいしくて。
「生クリーム以外でもイケるかな?」と思って、エバミルクを使ってみました。
それが……独特な風味がついちゃって、おいしくなかったんですよね~
エバミルク自体は、砂糖が入っていない練乳。ほんのり甘くておいしいのですが、パンには合いませんでした。
でも、たくさん残っているし、どうしよう……。という訳で、シチューを作ったのです。
家庭料理とは、こういうモノ
けどね、家庭料理って、こういうモノなのです。あるモノで、どうにか工夫して、食べられるものを創造するのが、「家庭料理」。
きんぴらを作り置きして、
肉まんの具にしたり。
あんこを作って、草もち、パンの中に入れます。小豆とうるち米で、なんちゃって赤飯を作ることも。
原材料を買えば、使いまわしできるんですよ。家族にアレルギーの人がいればなおさら。無添加で、安心安全。
そして、有機栽培、自然栽培をしている農家さんから直接購入することで、がんばっている日本の農家さんを応援しています。
節電には自炊
電気を使わないように、とか言われていますけど
一般家庭が節電するより、食品加工工場を止めるのが一番。そしたら、プラスチックも使わないし、輸送に電気使わないし、廃棄物処理するために電気を使わなくて済みますよ。
何といっても、工場の方が電気使っていますから。
2011年の情報しか検索できなかったんですけど、全消費電力中、一般家庭からの排出は、たった14%ですよ。
そんな所を締めるより、工場1つ止めたり、時間短縮すれば、あっという間に解決するのでは?そのためにも、食べ物は自分で作れたらいいですよね。
あと1つ。
弁当、デリバリーに慣れちゃって、ご飯を作れなくなったら……。食品会社が食べ物をすごーく高くしても、それを買わなければいけません。けれども、自分で作れたら、その心配がなくなります。
大企業に首根っこ捕まれないように。食べ物を作る技術は大切ですよ!