【小林製薬の紅麹事件】昭和電工の「トリプトファン事件」を思い出した
小林製薬が作った「紅麹」のサプリを摂取して、体調が悪くなった人が沢山出た件。
これ、回収命令を出したのは「大阪市」
つまり、国は動いていません。なんでかな～と思うんですが……実は
令和6年度から、食品衛生基準行政が厚生労働省から消費者庁に移管
されるんです⬇️
そのゴタゴタで
「事件発覚したのは令和5年度ですから、厚生労働省で！」
「いやいや、これから事実を追求するんだから、消費者庁で！」
みたいな感じで、被害者が置き去りになってる感が😅
まぁ、それはさて置き。
今回の件で、私は「昭和電工のトリプトファン事件」を思い出しました。
昭和電工の「トリプトファン事件」
これは、昭和電工が作ったサプリが原因で、健康被害が発生。死者も多数出たという事件。
知らない人も多いですよね～～～というのも。日本企業が原因の
「米国内での事件」
だからです。
古い事件なので、大手メディアの報道が出てこないのですが……
詳しく知りたい方にはコチラ⬇️
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010782838.pdf
簡単に説明すると、
生産効率を上げるために「遺伝子組み換え微生物」を使って生産されたトリプトファンに
未知の成分が混入していて、健康被害を出したらしい
原因が分かっていないので、あくまで「らしい」。
それまでのトリプトファンは問題なかったのに、生産効率を上げるために遺伝子組み換えした微生物を使ったら、健康被害を生じたみたいです。
現時点で「小林製薬の紅麹」と似ているな～と。
小林製薬が「遺伝子組換え微生物を使った」という事実は、今のところ確認されていません。けれども……
小林製薬は、2020年に「紅麹の全ゲノムを解析 腎機能障害をもたらすカビ毒シトリニン生成不能を証明」しているんです。
3年以上飲んで、今回の健康被害が生じたんですかねぇ🤔
昭和電工のトリプトファン同様、最近「何か違う事をした」のでは？……って、考えちゃうんですよね～
たとえば、効率よく生産できるように「ゲノム編集」したとか（あくまで憶測です）
そして。
健康食品やサプリで見かける「機能性表示食品」
これ、「トクホ」とは違いますからね～
トクホはある程度「科学的な根拠」が必要ですが、機能性表示食品は⬇️
販売前に、安全性と機能性に関する情報といった、消費者庁のガイドラインに定められた事項を企業が消費者庁に届け出るだけで、審査はない。制度は安倍政権の経済成長戦略の一環として2015年に開始された。
企業が「コレは効果があるんです」というだけで、表示できる🤪 ということを、サプリを飲んだ人は知っていたのかな……
人間は、食べたもので出来ています。
だから、何を食べるか、飲むか、注射するか。よーく調べて考えないと。企業の儲けに、人生を捧げかねませんよ……
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