見出し画像

ヨガとはなにか?その種類を解説


ヨガは、5000年以上前にインドで誕生した古代の修行法です。

体、心、精神の全体的な健康と幸福を追求する道。

「ヨガ」という言葉はサンスクリット語の「ユジュ」に由来しており、「結びつける」または「統一する」を意味しています。

この言葉の通り、ヨガは体と心、そして精神、さらにより俯瞰的な宇宙のエネルギーとあなた自身を調和させることを目的としています。

ヨガの実践は、ポーズ(アーサナ)、呼吸法(プラナヤマ)、瞑想という三つの主要な要素を含み、これらの要素を組み合わせることで、身体的な柔軟性や強度を高めるだけでなく、心の安定や集中力を向上させ、精神的な平穏をもたらします。

この記事を読むだけでヨガの全容を理解することに繋がり、今すぐヨガをはじめるための準備が整います。
※PRリンクを含みます




ヨガの歴史と発展


ヨガの歴史は非常に古く、その起源は紀元前3000年頃のインダス文明にまで遡ります。

当時の遺跡からは、ヨガのポーズを取った像や、瞑想をしていると思われる彫像が発見されており、ヨガは古くから人々の生活と深く結びついてきたことが想像できます。

ヨガの教えは、インドの古代の聖典であるヴェーダやウパニシャッド、バガヴァッド・ギーターなどに記されています。

特に、ヨガスートラと呼ばれる文献は、ヨガの哲学や実践方法について体系的にまとめられており、今日でも多くのヨガ実践者にとって重要な指針となっています。


ヨガとは何ですか?

ヨガは5000年以上前にインドで生まれた古代の訓練です。単なる一連の運動ではなく、総合的な健康と幸福を目指す道です。「ヨガ」という言葉はサンスクリット語で「結合」を意味し、体、心、精神のつながりを指します。ヨガはポーズ(アーサナ)、呼吸法(プラナヤマ)、瞑想を通じて、これら三つの側面を調和させ、バランスの取れた充実した生活を促進します。

ヨガは何世紀にもわたって拡大し、多様化しました。それぞれのスタイルが独自のアプローチと利点を持ち、正確な体の調整に焦点を当てたスタイルや、動きや瞑想の流動性、精神的な発達に重点を置いたスタイルなど、様々です。どのスタイルを選ぶにせよ、ヨガは柔軟性、強さ、集中力、精神的な静けさを改善する道を提供します。

マインドバレー ヨガ クエストプログラムでは、あなたのニーズと目標に最適なスタイルを見つけるお手伝いをする専門インストラクターの指導を受けながら、この豊かな多様性に富んだヨガを探求します。


ヨガによってあなたが得られるもの

ヨガは身体的、精神的、感情的な健康に幅広い利点をもたらします。

  • 柔軟性と強度の向上:ヨガのポーズは筋肉を伸ばし、強化し、柔軟性を向上させます。

  • ストレスの軽減:呼吸法と瞑想法によりリラクゼーションと精神的な平穏を促進し、ストレスホルモンのレベルを低下させます。

  • 精神的健康の改善:定期的なヨガの練習は、不安やうつの症状を軽減し、気分を改善します。

  • バランスと調整:ヨガのポーズはバランスと調整を改善し、日常の活動をより簡単かつ安全に行えるようにします。

  • 免疫システムの強化:ストレスを軽減し、全体的な健康を促進することで免疫システムを強化します。

  • 呼吸の改善:プラナヤマテクニックにより、より効率的に呼吸し、肺活量を増やし、体内の酸素循環を改善します。

高価な講習もメソッドも必要ありません。
高価なサプリメントやおくすりも必要ありません。

数千年も人々から信頼され、愛され続けてかつ無料でできるヨガに取り組んでみてください。


最も一般的な7種類のヨガ

ヨガは多様なスタイルに分かれており、それぞれが独自のアプローチと利点を持っています。

また、オリジナルのヨガも全世界で多数開発されていますし、珍しいところでいうと、鼻ヨガなんてものも存在しています。

伝統的かつ一般的なものを中心に初めて、熟練してきたらオリジナルを開発したり、珍しいヨガに挑戦するようにしてください。

世界中に散乱するヨガの中には安全性が未確認のものもたくさんありますので、ここで紹介する一般的なヨガを把握しながら注意してください。

ハタヨガ

ハタヨガは、最も伝統的で広く実践されているヨガの一形態であり、体、心、そして精神の調和を目指す総合的な健康法です。

「ハタ」という言葉はサンスクリット語で「太陽」(ha)と「月」(tha)を意味し、体内のエネルギーのバランスを象徴しています。

初心者にしっかりとした基礎を提供します。


ヴィンヤサヨガ

ヴィンヤサヨガは、動きと呼吸を連動させるダイナミックなヨガのスタイルです。

「ヴィンヤサ」という言葉はサンスクリット語で「配置する」という意味を持ち、ポーズの流れが呼吸とともに連続することを示しています。

このスタイルは「フローヨガ」とも呼ばれ、滑らかでリズミカルな動きを特徴としています。

呼吸と同期した流動的な動きを特徴とし、ダイナミックで創造的な流れを楽しむ人に最適です。


アシュタンガヨガ

アシュタンガヨガは、力強く、構造化されたヨガのスタイルで、特定の順序に従ってポーズを行うことが特徴です。

このスタイルは、パタビ・ジョイスによって広められ、彼の教えに基づいて体系化されています。

「アシュタンガ」はサンスクリット語で「八つの枝」を意味し、パタンジャリのヨガスートラに基づく八支則(ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラナヤマ、プラティヤハラ、ダラナ、ディヤナ、サマディ)に由来しています。

ポーズの順序が固定されており、規律ある肉体的な練習を求める人に最適です。



クンダリーニヨガ

クンダリーニヨガは、体内のエネルギーを覚醒させ、精神的な成長と自己認識を促進することを目的としたヨガのスタイルです。

このヨガは、スピリチュアルな実践に重点を置き、身体、心、精神の全体的な調和を目指します。

「クンダリーニ」はサンスクリット語で「巻き上げられたもの」を意味し、背骨の基底部に眠るとされる潜在的なエネルギーを指します。

クンダリーニエネルギーを目覚めさせることに焦点を当て、深いスピリチュアルな体験を提供します。

ムドラ(手のジェスチャー)とバンダ(筋肉の締め付け)もクンダリーニヨガで重要な役割を果たし、エネルギーの流れをコントロールし、集中力を高めます。



ビクラムヨガ

ビクラムヨガは、特に温められた部屋で行われることで知られるヨガのスタイルです。

ビクラム・チョードリーによって開発されたこのスタイルは、26のポーズと2つの呼吸法から構成される固定されたシーケンスを特徴としています。

ビクラムヨガは、一般的に「ホットヨガ」とも呼ばれ、環境温度を華氏105度(摂氏約40度)、湿度を約40%に設定して行われます。

温められた部屋で行われ、体の解毒と柔軟性の向上に最適です。



アイアンガーヨガ

アイアンガーヨガは、正確な体の配置と調整に重点を置いたヨガのスタイルです。

B.K.S.アイアンガーによって開発されたこのスタイルは、ブロック、ベルト、ブランケットなどのプロップス(補助具)を使用して、各ポーズを安全かつ正確に行うことを助けます。

アイアンガーヨガは、初心者から上級者まで、あらゆるレベルの実践者に適しています。



陰ヨガ

陰ヨガは、ゆっくりとしたペースで行うヨガのスタイルで、長時間ポーズを保持することによって深いリラクゼーションと柔軟性を促進します。このスタイルは、結合組織(筋膜、腱、靭帯)に働きかけ、体全体のバランスを整えることを目的としています。陰ヨガは、精神的なリラックスと内省を深めるために設計されており、特にストレスの多い現代社会において、心身の回復に効果的です。



重要な注意点

どのスタイルのヨガを選んでもOKです。
ただし、日本で起きた未曾有の新興宗教テロ事件は、元々はヨガ道場がはじまりとされています。

すべての道場が危険というわけではないですが、ヨガは本来ライフスタイルの一つとして日常生活に幸せのスパイスを与えてくれるものです。
この部分を間違えないよう、もしもなんらかの団体や道場との関わりを持つのであれば、決してずれないよう、中道を意識し、注意しながら付き合っていくようにしましょう。




ここからは基本的なヨガのやり方を見ていきます。



基本的なヨガと参考書籍


ヨガは、身体と心の調和を目指す総合的な健康法です。

初心者でも簡単に始められる基本的なヨガのやり方を、以下の手順に沿って解説します。

詳しくヨガを始めたい人は書籍を一冊購入すればOKです。

ここに参考になるおすすめの書籍を紹介しておきます。











1. 準備

場所の選定

  • 静かで落ち着いた場所を選びます。

  • 床が平らで、ヨガマットを敷けるスペースを確保します。

ヨガマットの準備

  • 滑りにくいヨガマットを敷きます。

  • 必要に応じてブロックやベルトなどのプロップスを用意します。

服装

  • 動きやすく、通気性の良い服装を選びます。

2. 姿勢と呼吸の準備

姿勢

  • マットの上に立ち、足を腰幅に開きます(山のポーズ)。

  • 手は体の横に自然に下ろします。

呼吸

  • ゆっくりと深呼吸を始めます。

  • 鼻から息を吸い込み、口からゆっくりと吐き出します。

  • 呼吸に集中し、心を落ち着かせます。

3. ウォームアップ

猫と牛のポーズ

  • 四つん這いになり、手は肩の下、膝は腰の下に置きます。

  • 息を吸いながら背中を反らせ、頭を持ち上げる(牛のポーズ)。

  • 息を吐きながら背中を丸め、頭を下げる(猫のポーズ)。

  • この動作を数回繰り返し、背骨を柔らかくします。

4. 基本的なポーズ

山のポーズ(ターダーサナ)

  • 足を揃えて立ち、体重を均等に分散させます。

  • 背筋を伸ばし、手は体の横に自然に下ろします。

  • 深呼吸をしながら、体全体のバランスを感じます。

前屈のポーズ(ウッタナーサナ)

  • 息を吸いながら両手を上に上げ、体を伸ばします。

  • 息を吐きながら腰から前に倒し、手を床に近づけます。

  • 膝を軽く曲げても構いません。無理のない範囲で前屈します。

ダウンドッグ(アド・ムカ・シュヴァーサナ)

  • 四つん這いになり、手を肩幅、足を腰幅に開きます。

  • 息を吐きながら膝を伸ばし、腰を持ち上げて逆V字の形になります。

  • かかとは床につけるようにし、背中を伸ばします。

戦士のポーズ I(ヴィーラバドラーサナ I)

  • 両足を大きく開いて立ちます。

  • 右足を前に、左足を後ろに引き、右膝を直角に曲げます。

  • 両手を上に上げ、胸を広げます。

  • 左足でも同様に行います。

5. クールダウン

子供のポーズ(バラーサナ)

  • 膝を曲げて座り、両足を揃えてお尻をかかとの上に置きます。

  • 上体を前に倒し、額をマットに触れるようにします。

  • 両手を前方に伸ばし、深呼吸します。

屍のポーズ(シャヴァーサナ)

  • 仰向けに寝転がり、足を肩幅に開きます。

  • 両手を体の横に置き、手のひらを上に向けます。

  • 目を閉じ、全身の力を抜いてリラックスします。

  • このポーズで5分ほど休みます。

6. 終了

ゆっくりと起き上がる

  • シャヴァーサナからゆっくりと体を起こし、座位になります。

  • 深呼吸をし、目を開けて周囲に意識を戻します。

実践のポイント

  • 定期的な練習:毎日少しずつでも練習を続けることが大切です。

  • 無理をしない:自分の体に無理をさせず、快適に感じる範囲でポーズを行います。

  • 呼吸に集中:常に呼吸に意識を向け、ゆっくりと深呼吸を行います。

  • リラックス:ヨガはリラックスを目的とするため、緊張せずにリラックスして行います。



自然とともに生きる。

それがヨガの真髄です。

ありのままの自分を手にいれるためにも是非瞑想と併用してください。


ここから先は

0字

¥ 390

よろしければサポートお願いします。 いただいたお気持ちは432hzシリーズでの楽譜の購入代や、その他の音源の制作費として大切に使わせていただきます。