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【不登校は悪くない!】アドラー心理学で子どもの心の声に寄り添う

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30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から

「アドラー心理学に学ぶ 子育ての極意」をご紹介します。


アドラー心理学や アドラー心理学を子育てに活かす意義については

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それでは 本題に入りましょう。

【不登校は悪くない!】アドラー心理学で子どもの心の声に寄り添う



はじめに


近年、不登校の子どもが増加しています。

文部科学省の調査によると、2022年度の不登校児童生徒数は19万人を超え、過去最多を更新しました。

不登校は、子どもにとって大きな悩みや不安を抱える問題です。

しかし、不登校は決して悪いことではありません。

むしろ、子ども自身が抱えている問題や葛藤を解決するための大切な機会であると捉えることができます。

そこで今回は、アドラー心理学に基づいた、不登校の子どもと向き合うための方法をご紹介します。

【不登校は悪くない!】に有効なアドラー心理学の教え

アドラー心理学は、アルフレッド・アドラーによって提唱された心理学です。

アドラーは、人間は生まれながらに平等であり、自分自身の人生を自由に選択できるという考え方を基盤に、人間関係や子育てについて多くの示唆を与えています。

アドラー心理学に基づいた、不登校の子どもと向き合うために有効な教えは以下の3つです。


1.「承認」と「共感」

不登校の子どもは、様々な理由で学校に行きたくないと感じています。

親は、子どもの気持ちを否定することなく、まずは理解しようと努めることが大切です。

子どもの話をよく聞き、共感を示すことで、子どもは安心して自分の気持ちを開いてくれるようになります。


2.「課題の分離」

不登校は、子どもの課題です。

親は、子どもの代わりに学校に行こうとするのではなく、子ども自身が課題に取り組むように促すことが大切です。

子ども自身が問題解決に取り組むことで、自信と自己肯定感が高まります。


3.「勇気づけ」

不登校の子どもは、自信を失い、勇気がなくなっていることがあります。

親は、子どもを信じ、勇気づけることが大切です。

「大丈夫だよ」「あなたならできるよ」と声をかけることで、子どもは勇気を出して行動できるようになります。

教えの意味


これらの教えは、不登校の子どもが自分自身を認め、愛し、勇気を出して行動できるようにするために必要な要素を育むために重要です。

子育てへの活用方法と具体例


1. 「承認」と「共感」

  • 子どもが学校に行きたくないと言ったら、無理に学校に行かせようとせず、まずは話を聞いてあげましょう。

  • 子どもが自分の気持ちを話してくれたら、否定することなく、共感を示しましょう。

  • 子どもが抱えている問題や葛藤を理解しようと努めましょう。


2.「課題の分離」

  • 子どもが学校に行きたくない理由を一緒に考えてみましょう。

  • 子ども自身が解決できる課題は、子ども自身に任せてみましょう。

  • 子どもが解決できない課題は、一緒に解決方法を考えましょう。


3.「勇気づけ」

  • 子どもが小さな成功を収めたときは、たとえ小さなことでも、具体的に褒めてあげましょう。

  • 子どもが困難に直面したときは、すぐに助け出すのではなく、「あなたならできるよ」と信じて、勇気づけましょう。

  • 子どもが自分の可能性を信じられるよう、具体的なエピソードを挙げて褒めてあげましょう。


さいごに


不登校は、決して悪いことではありません。

むしろ、子ども自身が抱えている問題や葛藤を解決するための大切な機会であると捉えることができます。

アドラー心理学の教えを参考に、子どもを理解し、共感し、勇気づけることで、子どもは自分自身を認め、愛し、勇気を出して行動できるようになります。




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