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ピヨちゃん事件 ボディソープも危険... (保育園と香害)

5月の連休に期待していた。

保育園が4日間休み。つまり、保育園から香り(化学物質)の持ち帰りがない!体調を立て直す絶好の機会!

先日紹介した自衛策を実践しているが完全にはいかない。たとえばコドモが作品(お絵かきや折り紙)を保育園から持ち帰り、室内に持ち込むと自衛策の網をすり抜けてしまう。


自衛策についてはこちらで
↓   ↓   ↓


「できた!」と見せたい気持ちはわかる。受け止めたい。どんどん変わりゆく作品を見たい。しかし本音を言えば現物は持って帰って欲しくない。どうしたらいいの〜?!

は!話が逸れた。元に戻そう。


世はコロナ禍二年目。京都府は緊急事態宣言中。ステイホームは香り(化学物質)に触れる機会を減らすためにも有効!

追い風しかないと思っていた。


シャンプー自粛

連休中のある朝。

「シャンプーも控えたほうがいい?」

夫からの確認。控えてほしいと伝える。

毎日使っているわけではないシャンプーを使おうかと思ったが、踏みとどまり確認してくれたとのこと。

理解と配慮がありがたい。

しかし、これが油断のきっかけになろうとはその夜のわたしはまだ知らない。


ピヨちゃん事件

そう。その夜、事件が起きた。

お風呂の時間。夫とコドモが先に入浴。

その後、わたしの番。なにか香りを感じたが、そのまま入浴。

それほど強い香りではなかったし、「シャンプーを自粛してくれたのだから大丈夫なはず」と思考を優先してしまった。

入浴を終えるころに後悔。軽い頭痛と頭の中もやもや感。自称化学物質過敏症の症状が出た。

香りを感じた嗅覚を優先すればよかったー。後悔先に立たずとはこのことだ。


「なにか使った?」

そう確認すると「ボディソープを使った」と。

ちなみにボディソープはメンズビオレ薬用デオドラントボディウォッシュ(フレッシュなミントの香り)。



シャンプーへの配慮ボディーソープの使用についての判断の違いが理解できない。責めるわけではない、ただ知りたいからと尋ねたら「コドモが使いたがったから」との回答。

もう一歩踏み込んで質問をしたが責められている感じしかしないと会話が進まなかった。事件、迷宮入り。



ボディソープが入っているのはピヨちゃんの形のポンプ。それはいつだったか忘れたが、わたしがプレゼントしたもの。

なんでこんなかわいらしいものをプレゼントしたのか。過去のわたしを責めたくもなる。コドモの目を引く見た目でなければ避けられた事態かもしれない。


コドモの号泣

こうして家庭内で香害発生。

連休への期待が泡と化した。ステイホームが安全とは限らないことを学ぶ。

しんどいよー!!

とてもとても悲しいことに入浴後の絵本タイムを楽しむどころではなくなった。症状は個人差が大きいためあくまでもわたしの場合だが、言葉を発したくなくなる。会話や音読がしんどい。

『バムとケロのにちようび』を出していたのに。

「ママに絵本読んで欲しかったー!!」と号泣するコドモ。

わたしだって泣きたい。心から楽しみにしていた。普段はいわゆるワンオペだからゆっくり絵本を読む余裕なんてない。貴重なひとときのはずだった。

わたしから言わせればボディーソープを使いたいとのコドモの希望、それを使うことにした夫の判断が引き金なのに。香りを察知しながらも退避しなかったわたしの甘さも悔やまれる。

そもそも4月に保育園で香りに遭遇しなければ・・・思考がどんどん後ろ向きに、被害者思考になってしまう。


翌朝も続く悲劇

幸い翌朝体調は戻っていた。

しかし残念ながら浴室と隣接する洗面所はわたしにとって危険地帯なままだった。

浴室の換気扇を回し、つながる洗面所の換気窓も全開にしていたのだが。

香害の厄介なところは換気で香りが緩和されにくいところのような気がする。個人の体感だけど。

必要最低限の出入りにしてなるべく息を止めていたが発症。この日は休養モードになってしまった。悔しいー!! ずっと寝ているのは悔しすぎでヨロヨロと裁縫をしたりゴロゴロとレゴで遊んだりもした。

ちなみにお風呂場はゴシゴシこする掃除をしてもらいようやく緩和の方向へ向かった。

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