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大好きな美術を多くの人に届けたい思いでコツコツと小さな教材研究とnoteもスタート。

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美術教育を大切にしたい理由。"高校で学んだ芸術科目は何でしたか?"

ルーブル美術館、ウフィッツィ美術館に行ったことがある人なら小さな子どもたちが画板を持って美術館の中をお散歩している姿を見たことがあると思います。 日本の幼稚園や保育園が美術館をお散歩コースにしていたら驚いてしまいますよね。でも私としてはそれくらい当たり前になってほしいなと思うのです。 それに美術って高校だと選択しなければ学ばない事が多いと思うのですが、全員が美術やデザインの科目を英語を学ぶみたいに学んだら、美しさについて考えられる機会が増えて、、、それってステキなことじゃ

    • 「子どもはなんでも見ている」

      先日教材研究のために数人のママさんに集っていただき、小さな授業をしました。授業はいたってオーソドックスな画家マティスが描いた切り絵を題材にした色作りと切り絵。 4歳のお子さんも参加してくれました。ママの膝に座りながら、少し控えめな動作で色を混ぜながら次第にリラックスして自由に丸をたくさん描いてました。 マティスの絵を見ながら同じ色を絵の具で作ってみようという混色の作業、子どもには少し難しく、途中でお友達と遊んだり、、、ママに手伝ってもらったり、パレットで混ぜること自体を楽

      • 私が考える、作品鑑賞の感想文の書き方ポイント

        "作品を見て感想を書きなさい"という鑑賞の授業はよくあると思います。 その時のちょっとしたコツを3つお伝えいたします。 まず1つ目のポイントはディスクリプションすること。ディスクリプションとは簡単に言うと描写です。そこの絵や作品がどんな様子かを言葉のみでか書き出すことが作品を見る(理解)につながります。 色、形、素材、場所などはどんなでしょう? ラジオのパーソナリティになったつもりで作品を言葉だけで人に伝えてみましょう。 2つ目のポイントは自分の心がどう反応したか。

        • 生き物を育てるのが好き-cultivateな生き方は私にとって幸福-

          この頃、幸福について考える機会が増えたように思います。私にとっての幸福とはなんぞや。と、答えを見つけようとした時、 "スッキリとしていて時間に余裕のある"という言葉が浮かぶ。 スッキリとしていて時間に余裕のある生活環境 スッキリとしていて時間に余裕のある家庭生活 スッキリとしていて時間に余裕のある仕事 などなど、詳細はもっとあるのですが、大きな意味合いとしては、とにかくこの言葉が大を占めていることにきづく。 しかし、美術が好きな私はなかなかそんなにスッキリとした脳

        • 固定された記事

        美術教育を大切にしたい理由。"高校で学んだ芸術科目は何でしたか?"

          私はなぜ人に創作活動が必要だとおもうのか。工作キットのススメ

          図工や美術が算数や国語と決定的に違う点がヒントになります。 図工や美術は人と違う答えを追求することが評価されます。いわゆる個性が評価されます。 図工や美術ではオリジナリティに溢れ、人と違う物の見方を追求できて、内面を見つめる事ができたり、技能や発想力、創造的な活動への集中力を維持したりすることが求められます。 最近は国語や算数でも初見の問題に対するオリジナリティのある回答が求められるようになってきましたが、実はそうゆう考え方の学習に一番大事なのは美術やデザイン的な考え方

          私はなぜ人に創作活動が必要だとおもうのか。工作キットのススメ

          見るということと、解るということはちがう。-鑑賞能力を鍛える-

          美術館に子どもを連れていくと早足で最後まで走ってしまう事がありますが、それは見るための理解が足りないからなのかなぁ。と、私自身の幼い頃の経験からも思うのです。 もし、モネの絵を見る前にモネが描いた庭の植物を育ててそれを描いた経験があったら、、、 少しは見方が変わると思うのです。 あ。これ、描いた事ある植物なの? 全然違うよー とか、 あ、同じだー とか、 どんな些細な感じ方でも感想を持つことができるのは大きい収穫です。 すでに知っている事があると鑑賞する時も

          見るということと、解るということはちがう。-鑑賞能力を鍛える-

          お絵描きを自発的に取り組むようになるコツ

          お絵描きをひとりで出来るようになるメリットはズバリ、、、 1.一人遊びの幅が広がる 2.集中力がつく 自発的にに取り組みたいと思うためには、準備と片付けのコツを子ども本人が掴むことで自分でやろうというきっかけになります。そのために、"絵の具やりたい〜"という一見わがままにも思えるような子どもの発信には即応えてあげて欲しいものです。 1.サイズアウトした服などを雑巾としてストックしておく。2.チラシや新聞、レジャーシートを用意しておく。3.汚れてしまっても親自身が気にしな

          お絵描きを自発的に取り組むようになるコツ