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私はなぜ人に創作活動が必要だとおもうのか。工作キットのススメ

図工や美術が算数や国語と決定的に違う点がヒントになります。

図工や美術は人と違う答えを追求することが評価されます。いわゆる個性が評価されます。

図工や美術ではオリジナリティに溢れ、人と違う物の見方を追求できて、内面を見つめる事ができたり、技能や発想力、創造的な活動への集中力を維持したりすることが求められます。

最近は国語や算数でも初見の問題に対するオリジナリティのある回答が求められるようになってきましたが、実はそうゆう考え方の学習に一番大事なのは美術やデザイン的な考え方を学ぶことだと思うのです。

図工や美術の時間は年々削減の傾向にあり、高校になると、もはや必須科目ではありません。しかし、大人になってからデザイン脳を鍛える学習をやり直したりする人も増えていて、はやりどこかで必要を感じる時がきます。

何かを創ることは人の営みとして必要だからなのかなと思ったりします。

ハンドメイドが流行っているのも、何かを作ることに楽しさあるからで、アーティストになったりデザイナーになると言う目的以外に短時間でも創作活動に取り組むことは人間らしい生き方を取り戻すような感覚で。欲してるのかなと思います。

私自身もモヤモヤした時や雨の日などはこもってなにか仕事ではない簡単な創作に打ち込むことでリラックスが得られます。

芸術家として歴史の流れの中で表現をしようとすると答えが無い分、どんどん内面に入っていき、逆に塞いでしまいそうになるのですが、終わりがある工作キットの工作やアクセサリー作りなどは程よいリラックスになるなとわかってきました。

(もともと私は工作キットは反対派でした。)

是非子育てに疲れ気味だったり、仕事に疲れたり、子ども自身も疲れ気味だったりしたら、一緒に簡単な創作活動をしてリラックスしましょ。

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これは私がリラックスするときのオリジナルの自分用キット。ビーズを使ってひたすら縫い付けていくブローチ です。