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見るということと、解るということはちがう。-鑑賞能力を鍛える-

美術館に子どもを連れていくと早足で最後まで走ってしまう事がありますが、それは見るための理解が足りないからなのかなぁ。と、私自身の幼い頃の経験からも思うのです。

もし、モネの絵を見る前にモネが描いた庭の植物を育ててそれを描いた経験があったら、、、

少しは見方が変わると思うのです。

あ。これ、描いた事ある植物なの?

全然違うよー

とか、

あ、同じだー

とか、

どんな些細な感じ方でも感想を持つことができるのは大きい収穫です。

すでに知っている事があると鑑賞する時も受け身ではなく、自ら鑑賞することができる。

それが本当の鑑賞であり、

『見る』に留まらず、『理解』に繋がっていくことと言えるでしょう。

日頃から、いつか鑑賞するかもしれない絵画と関連する経験は沢山積んでおいた方がより鑑賞力を鍛えることができるのかもしれないですね。

ジベルニーの庭の種の成長報告をご期待くださいね。

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