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この経験は一生忘れない

久しぶりに自分の心や気持ち、感情にじっくりと向き合うことができました。

10月3日、4日に開催された《第3回世界青少年「志」プレゼンテーション大会》のことをnoteに綴ります。


「志」って何だろう??

この問いは今から一年前、第2回大会の実行委員会として関わらさせてもらった時に考えていました。


夢とは少し違う。
だれかのために、社会のために、未来のために。

今だから言えることだけれども、胡散臭さも正直ありました。


言葉で表すことは簡単です。

けれど、言葉の価値はそんな簡単に理解できるものではないし、「志」が本当に地球を救うことなんてできるのだろうか、と思っていました。


けれど、昨年度のファイナリストのプレゼンテーションを生で聴かさせてもらって、「志」を立てることの素晴らしさを体感させてもらいました。

人のプレゼンテーションを聴いて、ここまで感動した経験、愛おしさを感じたのは初めてでした。


この日を境に、自分の中の教育軸に「志」を取り入れ、世界中の子どもたちにこの大会が一つの居場所になったらいいなと決意しました。

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大会運営の裏側

第3回大会では副実行委員長として実行委員長を支えてさせてもらいました。また、実行委員会のコミュニティマネジメントを行なってきました。


しかし、前代未聞の新型コロナウイルスの猛威が日本を襲いました。


何度か実行委員会のメンバーとは会っていたものの、直接会うことが難しくなりました。
オンラインを活用し、ミーティングを重ねながら運営をしてきましたが、なかなかコミュニティに一体感が生まれず、もどかしさで眠れなかった夜もありました。


けれども、実行委員会の人たちは自分の仕事や立場があるのにも関わらず、子どもたちのために時間を費やしてくれています。

そのことが、どれだけ尊いことか。


自分が副実行委員長として意識したことは、たった一つだけ。

一人一人の個性を活かす、一人一人が輝ける場を創ろうと。


結果はどうだったのだろう。
本当に個性を活かしたり、輝ける場を創れたのかは分かりません。

けれど、無事に第3回大会も終了しました。
最後までたくさんの実行委員会に支えられてここまで来ることができたと思っています。


大会が終わって、実行委員会でミーティングをした時に、緊張の糸が切れ、涙が溢れ出しました。

あの涙は、実行委員会への感謝と敬意です。
本当にありがとうございました。



第3回大会のファイナリストへ

第3回大会では「志」を立てた11人の子どもたちと出会うことができました。
子どもと言っても、自分とそこまで年齢が変わらない人もいます。


大会当日はもっともっと、この子たちに寄り添ってあげたいと思っていましたが、全体総括をさせてもらっていたので、そこまで自分に余裕はありませんでした。


なので、この子たちの繋がりはこれから大切にしていきたいと思っています。

そもそも、この大会も一つのきっかけにしかすぎず、「志」を立てるだけでは人生は大きく変わりません。


けれど大会を通じて、たくさんの出会い、繋がり、成長が生まれました。

この全ての学びを、自分の行動に落とし込み、一歩一歩進んでいくことで「志」は実現していきます。


確実な未来を保証することはできませんが、一緒に進んでいくことは自分にできることかなと思っているので、ぜひ今後も繋がっていきましょう。

心から応援しています。

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これから、どうしようか。

第3回大会が終わり、少し燃え尽きてしまった実感があります。
もちろん、たくさんの課題も見つかったので、しっかりとディブリーフを行い、次の大会へ活かしていきます。


今後のことはじっくりと考え、結論を出していきたいと思っていますが、一つ気がかりなことがあります。


それは、ファイナリストにはなれなかった子どもたち。
実はこの大会に招待はしていたものの、そこまで多くの子たちが参加はできていません。


悔しい想いもあると思いますが、そもそも「志」を理解していなかったり、居場所となっていなかったり、きっと、いろいろな理由があると思いました。


この課題が自分の中の大きな課題です。
けれど、実行委員会のメンバーとも力を合わせながら、この大会が世界中の子どもたちの居場所となれるように改善していきます。


これまで、自分が先生として関わりながら、たくさんの子どもたちと出会ってきました。

明日を生きる力がない子、希望を見出せない子もたくさんいました。


そんな子たちにも寄り添い、勇気を与え、自分を変えていくことができる機会を自分は創りたいです。


あ〜〜〜〜。
これから、どうしようか。

はとてもポジティブに捉えてください。


まだまだ完全に燃え尽きてはいないので、じっくりと火を灯し、子どもたちのために動いていきます。

とにかく、この一年間、本当に貴重な経験をさせてもらいました。


この経験は一生忘れません。


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