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教学:27才時に青年教学試験1級合格を経て教授 学会4世 ※個人のサイトです。

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  • 教学試験のポイント、予想問題集

    若おばちゃまです。マガジン内容は、創価学会教学試験のポイントまとめ、予想問題集など。

  • 青年部教学試験1級のまとめ 若おばちゃま

    2024年度 青年部教学試験1級出題範囲である「佐渡御書」「観心本尊抄」のポイントまとめ集です。

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  • 固定された記事

本抄「観心本尊抄」は、大聖人に焦点が当たっているというよりは、末法の衆生のために法華経を唱えた釈尊にあるのかもしれません。ということは、爾前経や法華経迹門までを切り捨てるのではなく、一章一章が大事な要所です。しっかりと、御文解説を読み研鑽に励んでください。

    • 日蓮大聖人 御書「観心本尊抄」予想問題集 難易度★

      ◎下記のとおり、各章の要点が書かれています。①から㊵までの語句を埋めなさい。 大段第一 一念三千の典拠を明かす ・一念三千を説いた文を踏まえつつ、日蓮大聖人ご自身の「 ① 」が明かされていく ・「 ② 」こそが天台大師の最高・究極の教えであることが明かされている ・一念三千は天台大師が最晩年に講じた「 ③ 」(の第5巻)において初めて明かされた ・ ④ という非情も縁にあえば、仏果を現し、成仏することが明かされている 大段第二(1) 観心を明かす・観心の本尊の「 ⑤

      • 如来滅後五五百歳始観心本尊抄後半(観心本尊抄)要文集 若おばちゃま版

        新版㌻132ページ  ただし、会し難きところは、上の教主釈尊等の大難なり。このことを仏遮会して云わく「已今当の説に最もこれ難信難解なり」。次下の「㉜六難九易」これなり。天台大師云わく「二門ことごとく昔と反すれば、難信難解なり。鋒に当たる難事なり」。 章安大師云わく「仏これをもって大事となす。何ぞ解し易きことを得べけんや」。 伝教大師云わく「この法華経は最もこれ難信難解なり。随自意の故に」等云々。  夫れ、仏より滅後一千八百余年に至るまで、三国に経歴して、ただ三人のみ有って始

        • 「観心本尊抄」第31章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          末法の衆生は、妙法蓮華経の五字すなわち御本尊を受持することによって、必ず守られて成仏できると御本尊の大功力を示されているのである。 地涌の菩薩の上首たる上行菩薩の使命を果たされた日蓮大聖人は、教相上は仏の弟子であるが、妙法蓮華経を末法に弘通する実践においては、末法の衆生を救う大法を初めて明かし弘める御本仏であられると拝する。   ▼㊵一念三千を識らざる者には、仏、大慈悲を起こし、五字の内にこの珠を    

        • 固定された記事

        本抄「観心本尊抄」は、大聖人に焦点が当たっているというよりは、末法の衆生のために法華経を唱えた釈尊にあるのかもしれません。ということは、爾前経や法華経迹門までを切り捨てるのではなく、一章一章が大事な要所です。しっかりと、御文解説を読み研鑽に励んでください。

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        • 教学試験のポイント、予想問題集
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        • 青年部教学試験1級のまとめ 若おばちゃま
          69本

        記事

          「観心本尊抄」第30章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          ここでは、地涌の菩薩が必ず末法に出現することについての仏の未来記(予言)を挙げられている。 結論は、日蓮大聖人がその未来記に当たる存在であることを結論されていく。 ①地涌の菩薩出現の予言 ▼㉛「後の五百歳、閻浮提に広宣流布せん」と。   ▼天台大師、記して云わく    ㉜「後の五百歳、遠く妙道に沾わん」。    →末法に妙法が流布し、長遠にその功徳で衆生が潤うだろうとの意。   ▼妙楽、記して云わく   ㉝「末法の初め、冥利無きにあらず」。    →冥利とは冥益のこと

          「観心本尊抄」第30章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第29章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          ①地涌の菩薩が出現する時を明かす ここでは、地涌の菩薩が正法・像法・ではなく末法に出現することが明かされている。 ㉑法師品に云わく「いわんや滅度して後をや」。 ㉒寿量品に云わく「今留めてここに在く」。 ㉓分別功徳品に云わく「悪世末法の時」。 ㉔薬王品に云わく「後の五百歳、閻浮提に広宣流布せん」。 ㉕涅槃経に云わく「譬えば、七子あり、父母平等ならざるにあらざれども、しかも病者において心則ちひとえに重きがごとし」等云々。 ㉖「今留めてここに在く」(寿量品16)→第27章を参

          「観心本尊抄」第29章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第28章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          法華経本門の流通分から、神力品21の四つの文⓱~⓴を挙げられている。 まず、法華経神力品は、発誓、付嘱とともに、地涌に限る。なお、正式名は、妙法蓮華経如来神力品第二十一。 第28章 本門の流通分の文を引く ①別付嘱の文を引く →地涌の菩薩の発誓。 →結要付嘱…重要な儀式 →つまり、結要付嘱とは、釈尊から地涌の菩薩、なかんずく、そのリーダーである上行菩薩へと「教主」が交代することを示す儀式といえる。 ★語句の意味 「十神力」… 「第三に結要付嘱」… ②総付嘱・桾拾

          「観心本尊抄」第28章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第27章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          ここでのポイントは、譬え「良医病子」の意義を踏まえ、 ①寿量品16は、滅後のための法門 ②流通の人と法を明かす 「良医病子の譬え」 「本心を失ってしまった子ども」「使い」「好き良薬」 Q. 地涌の菩薩の出現について疑問を晴らしてほしい。  この後の寿量品の法門は、仏の滅後の衆生のために請われて説かれたということ ▼寿量品16には (毒を飲んでしまった子どもでも)本心を失ってしまった子どもと、本心を失わなかった子どもがいた。 「本心を失わなかった子ども」父の良医が与えた良薬

          「観心本尊抄」第27章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第26章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          四重・本門三段が末法時代の初めに説かれたという証拠の文は何か。との問い。 涌出品15前半 「他方の国土から来た八恒河沙の数を超える多数の菩薩たちが、釈尊に、仏滅後において、この娑婆世界に広く法華経を説きましょう」と誓ったが、しかし、 止みね、善男子→話が、どんでん返しとなった釈尊の言葉 「止めよ、善男子よ。あなたたちがこの法華経を護持する必要はない。」 実は、釈尊は、宝塔品11の末に四衆(比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷)に告げていた。 「誰かこの娑婆国土において広く妙法

          「観心本尊抄」第26章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第25章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          いよいよ、文底下種三段の流通分についてです。 第九段 文底下種三段の流通分を明かす★話が前後しているようで、テーマに向かい精通していることをよくご確認ください。 第25章 法華経で成仏する対象の中心  迹門十四品の正宗分である八品は、表面的には、まさに二乗をその教えによって導く対象とし、菩薩・凡夫を付随的な対象としているように見える。  しかし、さらに立ち入ってよくよく調べれば、まさに凡夫を対象とし、また釈尊が亡くなった後の正法・像法・末法の時代を中心としている。その三

          「観心本尊抄」第25章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第24章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          第24章、第25章で第五重の文底独一本門である「文底下種の三段」が明かされる。まず、この章では、文底下種三段の序文と正宗分を明かしてる。なお、第25章から第28章までが、(文底独一)本門の流通分の解説となります。 ▼「妙法の肝心・南無妙法蓮華経の五字」の教えがどこに説かれているのかのを示すという点から、再度、序・正・流通の区分を明かされている。 序文について ▼「寿量の序文」「一品二半よりの外」 ・三千塵点劫の昔、大通智勝仏の第十六王子が説いた法華経から、現在の釈尊が最初

          「観心本尊抄」第24章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第23章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          第23章 本門脱益三段を示す ▼「その教主を論ずれば、始成正覚の釈尊にあらず」 ▼「国土世間既に顕れ」 娑婆世界に久遠の仏(久遠実成の釈尊)が常住することが説かれ、本国土妙が明かされたこと ▼「一念三千ほとんど竹膜を隔つ」 ▼「随他意の易信易解」 迹門、前四味·無量義経·涅槃経の三説 ▼「難信難解·随自意なり」 本門、三説の外 ※翼を広げてのp230「五重三段の表」を参照のこと。あとは、問題集(2024.8.1以降)で網羅します。

          「観心本尊抄」第23章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第22章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          ★語句の意味 「本無今有」 「已今当」 ▼「本無今有の百界千如」とは ▼「已今当に超過せる」とは ▼「過去の結縁を尋ぬれば」とは ★迹門は、過去の下種·結縁を整え成熟させるという熟益を主たる目的とする。それゆえ、この3段は、迹門熟益三段と呼ばれる。 ※翼を広げてのp230「五重三段の表」を参照のこと。あとは、問題集(2024.8.1以降)で網羅します。

          「観心本尊抄」第22章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          「観心本尊抄」第21章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          答える。 法華経全体すなわち八巻二十八品を中心に、それ以前に説かれた前四味の教え、またその後に説かれた涅槃経など釈尊が一生のうちに説いた経をすべて合わせて、一つの経とみなすことが出来る。 翼を広げてのp230五重三段の表を参照のこと。 あとは、問題集(2024.8.1以降)で網羅します。

          「観心本尊抄」第21章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

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          若おばちゃまの参考文書

          若おばちゃまの参考文書

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          「観心本尊抄」第20章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ

          第8段 詳しく本尊を説明する 問. 前章で、正法・像法時代に出現しなかった「本門の本尊」が、末法に出現すると説かれたが、これまでそのようなことは、聞いたことがないので、もっと詳しく教えてほしい。 翼を広げてP191L5から「五重三段」の意義 特に、「五重三段」を通して、仏が説こうとした最も根本の教えである「本門の肝心・南無妙法蓮華経の五字」がどこに説かれているかを追究し、この南無妙法蓮華経が末法の凡夫にとって下種益を具え、成仏を可能とする本尊であることが明かされていく。

          「観心本尊抄」第20章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ