若おばちゃま

教学:27才時に青年教学試験1級合格を経て教授 学会4世

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2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のためにのポイント part4「観心本尊抄(かんじんのほんぞんしょう)」背景と大意

「観心本尊抄」 背景 「観心本尊抄」は、文永10(1273)年4月25日、日蓮大聖人が52歳の御時、佐渡ご流罪中、一谷(いちのさわ)でご述作。  文永8(1271)年9月12日の竜の口の法難では、権力者の企ては打ち砕かれ処分が定まらず、しばらく依智の本間六郎左衛門尉重連の館に留置。  その後、流罪が決定し、大聖人は同年10月10日依智を出て、佐渡に向かわれた。佐渡で約2年半、過ごす。 本抄と同時期に著された「顕仏未来記」 佐渡到着直後から執筆に取り組まれていた「開目抄

    • 青年部教学1級、「観心本尊抄」の本当の名前は何だっけ?

      • 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のためにのポイント part3 「佐渡御書」つづき 七章から九章

        第七章  謗法の財報を今世に転ずるを明かす 〜キーワード  ·「護法の功徳力」 ·「妙法の因果」により法華経誹謗が根源の悪業 ·「護法の功徳力」で転重軽受  大聖人は、爾前権教で説かれる因果の限界を打破させ、より根本的な「妙法の因果」を明かされる。(※) →般泥洹経に説かれる8種の大難 =「常の因果」とは ①「あるいは人々に軽んじられる」 ②「あるいは姿や顔かたちが醜い」 ③「衣服が足りない」 ④「食べ物が粗末でわずかである」 ⑤「富を求めても得られない」 ⑥「貧しく

        • 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のためにのポイント part3 「佐渡御書」二章から五章

          「佐渡御書」の御文に入る前に述べますこととして、大白蓮華の要所に記載されている池田先生の指針からをしっかりと拝して心に置いてください。 まず、第二章から九章までのポイントを述べさせていただいた後に、また本文の解説をしたいと思います。はじめに各章のポイント。 第二章 テーマは、 不惜身命の信心を勧める です。 本文から 世間一般に人が恐れるものは、 ①炎に包まれること ②刀剣によって襲われること ③自身が死ぬこと 「この人生を何のために使うべきか」 不惜身命といっ

        2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のためにのポイント part4「観心本尊抄(かんじんのほんぞんしょう)」背景と大意

          2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のためにのポイント part2 「佐渡御書」大意·各章の急所

          佐渡御書  大意  1.仏法のために身命を惜しまない信心を貫くことが、成仏の道である。  2.成仏への実践が「時」に適っていなければならない。   Q.末法時代とはどのような時ですか。 →仏の滅後、その教えの功力が消滅する時期であり、悪王と邪法の僧が結託して智者を失おうとする時。  3.日蓮大聖人こそが、国を救う聖人であり、主師親の三徳を具えた末法の御本仏であることを示唆、  4.また、国家の権力者に弾圧を受けるのは、悪鬼入其身(あっきにゅうごしん)により、彼らの身に

          2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のためにのポイント part2 「佐渡御書」大意·各章の急所

          2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のためにのポイント part1「佐渡御書」背景

          初めまして。若おばちゃまです。 今回の教学試験は、女性部のおよそ49歳までの若手メンバーも加わり、拡大の一級試験となりましたね。誠におめでとうございます🎉 それでは、まず、私のポイントのまとめ方から説明します。  まず、佐渡御書は、大白蓮華より、1章、6章、10章は省略しているので、省き、背景と大意のポイントを書きます。  次に、各章のテーマを1から10章まで簡潔に示し、各章の具体的な大意を書きます。  余談ですが、各章の読み方の順番は、解説→現代語訳→御文本文→語句の意

          2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のためにのポイント part1「佐渡御書」背景