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【推し作家紹介】椎名誠が好きだ。

どうもこんばんは、斎藤海鈴です。

今回はわたしの好きな作家、椎名誠を紹介します。(写真は無関係の新宿です)



椎名作品との本格的な出会いは小学生、中学受験塾の国語の授業でした。

かの有名な『岳物語』の一節がテキストに載っており、恐らく帰宅後に親に「きょう、こんな文章を読んだよ~」とでも話したのでしょう。拙宅にあった文庫版を続編と共に渡してもらったのです。


それからというもの、わたしは夢中で『岳物語』を読み進めました。

ボーイスカウトで己が体験していた以上の、自然との濃い触れ合い。野田さんや沢野等々、魅力的な友人の面々。まだ見たことの無い異国の風景、、、。

独自のひらがな・カタカナの配分がクセになり、誰しもがコーフンを煽られるのです。

父か母か、どちらの物かは判りませんが家にある椎名作品を読破したり、学校の図書館にある椎名作品を読破したり、書店に置いてあるかどうかチェックしてみたり。どれも楽しき思い出です。単推しや大好き、スキが生じにくい性質のわたしにしては珍しく、「〇〇の中で一番好き」と断言出来るのが作家・椎名誠なのです!


先日、家族総出で本棚の整理をした折に、弟に「読んどけコーナー」が作られました。そこから弟は『岳物語』を選択したようで、「このエピソードが面白い」と話してくれた際には同じ楽しさを知ってくれたようで胸に迫るものがありました。思わず横取りし、再読してしまいました。

すると当時とはまた違った目線で読む事ができ、大変面白かったです。これぞ読書の醍醐味ですよね。


海外には気軽に行けず、対人関係がピリピリしがちな今日この頃。椎名誠の作品を読んで旅気分や家族の温かさを感じてみては如何ですか?



ではでは、安らかな眠りを祈って。

🎐最後までお読み頂きありがとうございました。

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