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【Interview #01】社会課題をみんなが自分事として捉えている。それが3Sunnyのメンバーカルチャー。

約10カ月前に入社したカスタマーサクセス(以下、CS)をリードする「よしDさん」こと、吉田さん。3Sunnyに入社した経緯やよしDさんから見た社風、メンバーカルチャーなどをお伺いしました。

これまでのキャリアと3Sunnyに転職した経緯


—————よしDさんの今までの経歴をざっくばらんに聞かせてください。

新卒でグルメサービスを運営するRetty株式会社に入社し、最初の2~3年はWebアプリ開発の施策立案、ディレクションを担当し、最後の1年は広告事業部として他社と企画立案をしてました。

広告事業部に在籍したときがコロナ禍に突入したということもあり、飲食店を支えるためのプロジェクトなどをしていました。そのプロジェクトが落ち着いたタイミングでふと自分のキャリアを見つめ直すようになり、そこで転職を考え始めたんです。

—————確か次に入社したのは医療系ベンチャー企業でしたよね。医療系にいこうと思ったきっかけはあったんですか?

実は父が医師ということもあり、高校1、2年生までは医師を目指そうと意識していたんです。ところが、進学を考えたときに「あれ、僕は理系じゃない…」ということがわかって(笑)。結局違う道に進んだんですが、やはり父の存在は大きく、同じ業界に携わりたいという気持ちをずっと持っていましたね。

ところが、転職した医療系ベンチャー企業では半年も経たずに退職をしたんです。転職理由は主にカルチャーフィットが原因で、自分の仕事の進め方や大事にする価値観が合わないと感じお互いにhappyではないと思い、期間は短いものの退職を決意しました。

退職はしてしまいましたが、3Sunnyにつながる地域医療連携における前方連携(診療所と患者さんの連携)のCSに少しでも携われたことは、自分にとってとても良い経験だった、と感じていますね。

—————3Sunnyに出会ったきっかけは何ですか?

実は、前職でも「地域連携」という同じ領域で仕事をしていたこともあり、3Sunnyの存在は知っていたんです。 

お話を聞いてみたときに、とにかく現場ファーストであり、現場の方々をリスペクトしている点にとても惹かれたんです。「Rettyで働く中で培われた、自分の中で大事にしたい価値観と似ているな」と感じたことが強く印象に残っていますね。

—————3Sunnyは現在まさにシードフェーズですが、そこに対する不安はありましたか?

実は真逆で、転職するならシードフェーズがいい、と考えていたんです。Rettyに入社したときは数十名規模で、そこから100名前後になり上場するところまでを経験することができたのですが、次に転職するなら少なくとも10~20名未満のフェーズから規模を拡大する経験を得たいなと。だからこそ、3Sunnyに惹かれたというのがあるかもしれないですね。

僕の性格ですが「なんとかなる!」と思うタイプなんですよ(笑)。組織形成中の今だから入社して楽しいし、やれば伸びるし、自分で考えて色々できるフェーズだと思うんです。そこが魅力的に感じましたね。

3Sunnyの雰囲気、そして今取り組んでいること

—————入社して感じる3Sunnyの社風は?

一番に言えることは、みんな医療・介護業界への熱量が高く、メンバーやユーザーさんに対してリスペクトがあることです。入社してまだ10カ月ではあるのですが、「背中を預けられるメンバー」だと心から思っていますね

なんでここまで熱量が高いメンバーばかりなんだろう?と改めて考えると、何かしら医療や介護を身近に感じた原体験があったり、そうでなくとも大きな課題を何とか解決しようとするのが好きな人が多いからじゃないのかな、と思っています。

—————3Sunnyで行っているCSの仕事内容を教えてください。

フィールドセールス(以下、FS)の方々が受注した急性期病院さんと連携している慢性期病院さんがいらっしゃいます。その慢性期病院さんに『CAREBOOK』を安心して導入・ご利用いただけるように合同説明会を実施したり、導入前のフォローを行ったりしています。

導入いただく慢性期病院さんを増やすために、チーム目標をどのように達成するかチーム内で目標設計も行っています。

—————ヘルスケア領域にほぼ未経験で踏み込んだよしDさんですが、3Sunnyで感じる仕事の難しさ、面白さはありますか?

難しさでもあり面白さでもあるのですが、医療は必要不可欠な業界なのに、今でも電話で連携しているなど非常にアナログで、業界自体がなかなか変わることができていない、というのが大きな課題なんです。その大きな壁に挑戦をしているということ自体が魅力であり、面白さですね。

間接的ではあるのですが、患者さんの生命にも関わることなのでは、と思っているんです。それだけ大きな社会課題に取り組めているので、僕自身の人生をこの仕事に掛ける意味があるな、とつくづく感じていますね。

—————3SunnyのCSとして感じる難しさ、面白さはありますか?

3SunnyのCSの難しさは、一般的な単一組織で完結するSaaSとは異なり、急性期病院さんと慢性期病院さんの両方のサクセスを考えなければならないところですね。CAREBOOKは業務支援SaaSとしての役割だけでなく、複数の病院間でのコミュニケーションプラットフォームとしての役割も担っています。例えば、急性期病院さんから「ここが使いにくい」と言われて機能を変更しても、慢性期病院さんにとってはフィットしないかもしれません。「双方のサクセス」というのを常日頃、意識しています。

面白さでいうと、医療のスタンダードを創っているという喜びがあります。僕らCSが今広めている『CAREBOOK』が医療業界のインフラになるんじゃないか、って思っていて。

急性期病院さんが『CAREBOOK』を使用し、連携先の慢性期病院さんも広がっていく。その広がりが大きくなっていったり、他のエリアに派生していく。CSとして僕たちが働くこと自体が、地域のインフラの構築につながっているのではと思うと、すごくやりがいになっていますね。

—————個人的に3Sunnyで挑戦したいことは?

正直言うと、現状は中長期的なことはあまり考えすぎないようにし、目の前のイシューにひたすら向き合っています。医療、介護業界全体がよくなれば、と常に考えているので、この目標を達成する過程で自分らしいチャレンジができればなと思っています。

しいて言うなら、CSに軸足は置きつつ、肩書きに関わらず「よしDに任せれば大丈夫」と言われる存在になりたいですね。
あとは、エンジニアやセールス、マーケティングなどの他部署をつなぐHubのような存在になりながら、CSチームが顧客を一番知っている状態にしていきたいです。当たり前ですが、実現するとなると難しいなと感じています(笑)。

—————ユーザーさんから言われて嬉しかった言葉はありますか?

とある大学病院さんから、「色んな医療系のサービスがあるけれども、ここまで現場に寄り添ってくれるサービスはない」「もっと広めていきたい」と仰っていただき、ほかの病院さんにも『CAREBOOK』を紹介してくださったんです。そのときは、めちゃくちゃ嬉しかったです!

本当によいプロダクトをCSが広めているな、と思いましたし、先方が『CAREBOOK』を応援してくださっていて、仲間なんじゃないか、って思うくらい嬉しかったんですよ。現場で使っている方に言われると、こちらまでグッときますね。

よしDさんが感じる、「3Sunny」ならではのカルチャー

—————改めて、よしDさんから伝えたい3Sunnyの魅力とは?

3Sunnyがやっていることって、過去に水道、電話通信をつくっている人と同じく「インフラを作る仕事」なんじゃないか、って本気で思うんです。

僕としては『CAREBOOK』=医療のスタンダードをつくることだ、って考えていて、実現するためのアクションを今しているんですよね。数年後には、入退院調整は『CAREBOOK』で行うのが当たり前と言われる地位にしていきたいし、できると思っています。

提供している価値も本質的だと考えています。『CAREBOOK』を広めることが医療、介護業界に絶対役立つと確信しながら仕事ができているので、自信を持って導入をおすすめできるんです。これってCSにとってはもちろん、サービス提供者として一番よいことだと思うんですよね。

『CAREBOOK』を使えば、医療従事者の方々が患者さん・患者さんご家族の方々と向き合うような、より本質的な業務に取り組める時間が増えるので、絶対によいプロダクトと自信を持って言えるのが、一番の魅力だと思います。

—————最後に、よしDさんが思う、3Suunyのメンバーカルチャーとは?

熱量があって、愚直で、やり切り力があるタイプの方が多いんですよね。社会課題を自分ごとにして仕事と向き合っているようなメンバーカルチャーだと思います。

仕事と社会課題が切り離されているんじゃなくて、ちゃんと社会課題と3Sunnyと自分が線でつながっている人が多い感じがします。

だからこそ、自分のチームだけで完結させないで開発チームやフィールドセールス、マーケティングと話し合って、会社全体でこの大きな課題に取り組めているんだと感じますね。

(終)

株式会社 3 Sunnyでは一緒に働く仲間を募集しています!