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同性愛者、セクシャルマイノリティ。【デザート】

メインの詩を堪能していただけましたか?

さて、そういうわけでデザートが欲しくなったあなたへ、はたまたデザートだけ食べたいあなたへ、私の思うところを書いていこうと思います。

今回は久々の4コマ詩です。
下書きにある過去作引っ張り出してきました。(笑)

同性の子が好きだけど、相手は異性が好きだから、気持ちは伝えられないという女の子を描きました。

叶わぬ恋と分かっていても、やっぱり相手といるのが楽しくて幸せで離れられない。
この関係が壊れてしまうのが嫌で、告白などには踏み出せず、その気持ちはそっと隠しておくしかない。
疑似体験でもいいから、描いた夢を冗談交じりに話したり、演じてみたりして誤魔化すしかない。
それでもいい。店先の指輪を相手の手にはめてみたりして、つかの間の未来の夢を過ごす。少しでも相手との幸せを感じれるのであれば…。

という感じです。

ここからは私の思うところです。

同性愛やセクシャルマイノリティなど、今となってはテレビやYouTube、SNSなどで見かけることも増え、昔よりは身近な話題になっている気がする。

昔はセクシャルマイノリティなんて言葉は出回ってなかった。
異性を好きになるのが当たり前で、同性を好きだなんて気持ちは気の迷いで、おかしな事だと思われていたし、思っていた。
今でもそういった考えを持つ人もいる。

仕方ない事だとも思う。自分とは違う考えをなかなか受け入れられないことは多々ある。
自分の子供が同性愛者で、結婚も孫も望めないとなれば、親が受け入れ難い気持ちになるのも仕方ない。

親にも親の描く幸せや未来図があって、それを子供に期待してしまうことは仕方ない。
子供からすれば自分の人生なのだから勝手にさせてくれと思うのは当然のことだから、どちらが悪いとかはない。
しかし、やるせない気持ちにはなる。

世間体だとか、固定観念だとか、そんなものに囚われてしまって、なかなか受け入れられなかったりする。

みんなが幸せになれればいいのに。

明日世界が終わるなら、きっと
自分の「好きにしなさい」「好きにしよう」ってお互いなるはずなのに。

未来があり続くことは、時に残酷だなと思う。

相手の幸せを切に考えた答えが、相手の求めていない事だったりもする。
「結婚して子供を産む事があなたにとっての幸せ」
これもきっとその類いだ。

折り合いをつけること。
そこがとても難しかったりする。
それができずに疎遠になったり、絶縁状態や勘当なんて話も聞く。
好きになる相手が異性ではなく同性というだけ。
それだけのようで、それだけでは済まない現実。

幸せでいたいだけなのに、お互いの幸せを主張するとぶつかってしまう。

何かを手に入れることは何かを諦めることだと、よく言うけれど、分かっていても辛いものは辛い。

なんか、取り留めもなく色々と綴ったけれど、
つまり、みんな幸せになって欲しい。
綺麗事だろうけど、それでも本当にそう思う。
何か折り合いをつけれる糸口が見つかることを切に願う。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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