夢現。【詩】
君はこれから前に進む。
僕は一緒には進めない。
君は階段を一段のぼり、
もう一段と足をかける。
僕は君を見上げた。
君は振り返って、
僕を見て微笑む。
見送ることしかできない僕を
君は優しくそっと抱きしめた。
僕は暖かな光に包まれる。
まるで浄化されるように。
君は僕の涙と頬をそっと撫で
僕からゆっくりと離れていく。
もう交わることのない僕ら。
君は振り返らず進んでいく。
悲しいけれど、見送る僕は
穏やかな微笑みの中にいた。
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メインの詩は堪能されましたか。
この後にデザートでもいかがですか。
ということで、私がこれを書くに至った経緯や意図、その時の思いや感情などを知りたいと思った方はぜひ以下リンク先の『忘れる前に。【デザート】』を読んでみてください。
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