ミャンマーでの思い出
子供が生まれる前は少なくとも1年に1度は海外旅行に行っていました。
そのほとんどが東南アジア。
最後の旅行はまだコロナ前の2018年のミャンマーです。
首都ヤンゴンから深夜バスで10時間の距離にあるバガンという街に行くのが目的です。
バガンには街中にパゴダ(ミャンマーの仏塔)が2000〜3000ほどあります。
全然舗装されていない道をEバイクという原付?ようなものに乗って旅しました。
Eバイクは免許などは必要なく、自転車の延長のような乗り物でヘルメットだけ付ければ誰でも乗れます。
booking.comで予約した1泊1,200円のホテルの目の前にレンタル屋さん(屋台?)があったので借りました。
ちなみに現地でSIMを買ったので道案内はGoogleさんに頼りました。
たくさんのパゴダの中でも特に有名な場所に行くと、お土産を売る現地の子供達がたくさんいました。
その中でも16、17歳くらいの女の子とお互いカタコトの英語で仲良くなりました。
その子は「明日の朝、朝日がとても綺麗に見える場所に連れて行ってあげる」と言ってくれて、朝5時にホテルに迎えにくると約束してくれました。
私はてっきり商売で案内してくれていてお金を払うものだと思っていましたが、違いました。
次の日、約束通りまだ真っ暗な朝5時にフロント前に行くとその子がいました。Eバイクの後ろに乗せてもらい朝日の綺麗なパゴダに向かいました。
本当は登ってはいけないけれどと言って上に続く階段を案内してくれました。
パゴダ越しに見る朝日に感動した後、彼女は自分の家に案内してくれました。
お家には彼女の他に、一緒にお土産を売っていた弟と妹、お父さんとお母さん、叔父さん?、その他に何人か子どもがいました。
小さい子連れ達が周りに集まってきてくれてお茶菓子をくれたり、ほっぺたに「タナカ」と呼ばれる日焼け止め代わりの白い粉をつけてくれ大歓迎してくれました☆
初めて会った日本人のアラサーをこんなに歓迎して一緒にかくれんぼしてくれて、心が温かくなりました☺️
私の旅は90%が現地で出会った人達の思い出で成り立っています。
ミャンマーとミャンマーの人が本当に大好きになった旅でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?