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中卒エンジニア21年の成果!

ども、やす子のラップ「多分花粉」が頭から離れない花粉症のsaburoです。
とつぜん「多分 花粉 多分 花粉~」とか言い始めます。
中毒になりたい方は是非!

https://twitter.com/yasuko_sma/status/1631267415765172226

さて、今日はTwitter界隈ではあまり快く思われない年収のお話しです。

ここ最近も年収を公開を毛嫌いする方のツイートをみて記事を書こうかどうかを迷いましたが、中卒出身のど底辺のエンジニアが21年の成果とともに公開する意図なども記事にしてみます。

この記事を公開する意図

コードキャンプとの契約上すぐに始められないのですが、近い将来では私の手の届く範囲でエンジニア転職サポートを目的とした教育事業をやりたいと思っています。

教育事業と言ってもアホほど儲けるような仕組みを作りたいわけじゃなく、ただただエンジニアを育てるのが好きなのです。
人の成長をサポートするのが好きだからこそエンジニア教育を約10年も続けてこれました。

私の考える教育事業の重要な要素の一つに『教育とは先人の体験を体系化したもの』というものがあります。
そのため私がコーチングをする上で、先人である私が成果を出せていないのであれば、私が考える教育は効果のないものという考えです。

そのため、私にとって年収とは成果でもあり指標でもあるため公開することにしました。

今年は大大大好きだったサラリーから離れて独立することを決意した節目の年でもあり、私のこれまでの成果としての年収推移とともにエンジニアの市場価値について考察してみます。

中卒ど底辺エンジニアの年収推移!

では私の年収推移の公開です!

いまでこそ胸張って言えるような年収ですが、振り返るとここに至るまでには家族を養いながら昼飯もまともに食えないような日々もありました。

私の経歴がどのようなものかご興味のある物好きな方は、おまけ記事としてまとめたのでそちらをご参照ください。
おまけ記事にはところどころにリアルな年収も記載しております。

学歴とエンジニア

『中卒ど底辺エンジニア』をネタにしているからには、学歴とエンジニアについて少し書いておきます。

経歴紹介の場で私が中卒であることを言うと『学歴なんて関係ないよね』なんてお言葉をいただきますが、正直に言うと関係は大ありです!

高校を出ていないという理由で不採用となったことも実際にありましたし、中卒がメガベンチャーを目指そうと思ったらどれだけ遠回りをしないといけないか。
私はコードキャンプのラーニングデザイナーとしてLINE社の研修設計をしたこともありますが、メガベンチャーに集まる方の優秀さには度肝を抜かされます。

しかし、関係があるとはいえ高学歴と互角以上に渡り合える市場でもあるということは間違いありません。

目先の高収入にとらわれずに地道に自身の成長を追及すれば、再現性高く高所得者になれるのが現在のエンジニア業界だと思います。

年収推移からみるエンジニア業界

先にここ数年のエンジニア業界の単価について感想を述べると、異常値と思えるほどに変化が激しいです。
この異常値の波に乗るかどうかは個々の判断ですが、もし波に乗りたいのであれば早めに副業か独立を検討をするとよいです。

ただし、いきなり独立するのはリスクが高いため、まずはどこかの企業に属しながら副業出来るような環境を整えることをお勧めします。

『年収推移から見る』と書きましたが、エンジニア単価の話をしてみましょう。

現在稼働中の私の時間単価は5000円~8000円です。
分かりやすく160時間稼働を想定して月単価にすると、80万~128万となります。
こうやって見ると大分違いますね。

単価に幅があるのは案件ごとに役割が異なるためで、一律の単価で強気に単価を提示すると機会損失にもなってしまいます。

この単価を安いととるか高いととるかは人それぞれで、Twitterをうろうろしてると『時間単価7000円なんて安くてやってられるか』みたいなツイートを見ることもあります。
(それが見栄かどうかはさておき)

さらに、Shopifyを対応している方の中には『時間単価7700円を受注しました!』といったツイートも見かけたことがあります。
驚きなのはこの方はまだ業界2年とのことらしいです。

ITは歴史の浅い業界で、かつ進化が目まぐるしく早いため『適正価格』というものが定めづらいのだと思います。

ちなみに、10年前では月単価60万出せばそれなりにSES企業から人を集められましたが、ここ最近だと60万では厳しくなってきた印象です。

エンジニアの市場価値

先ほどは単価の話をしましたが、エンジニアの市場価値は短期的な単価だけでは決まりません。

先ほどのShopify対応者が時間単価7700円で受注したことはとても素晴らしいことだと思いますが、この高単価を他のクライアントでも再現できるかどうかも市場価値において重要な要素です。

高単価を再現性高く実現するためは、Shopifyのように流行のプラットフォームに乗っかることで自身のブランドを急速に確立させることも有効な手段だと思いますし、一般的なエンジニアのようにテクノロジーそのものを理解してプラットフォームに依存しない価値を提供することも有効な手段です。

話はそれますが少し前に興味深い記事を目にしましたのでご紹介します。

この記事では下記のように言っています。

エンジニア個人としては、むしろチャンスだと思いますね。

成毛眞「10年後、大半のエンジニアは食えなくなる」『2040年の未来予測』著者が示す“日本衰退の未来”への備え

前後の文章は実際に記事を読んでいただきたいですが、これにはとても共感します。

現在私は複数のSIとフリーランスとして契約をしています。
これらのクライアントにおいて、テックリードとしてプロジェクトマネージャーとして、高い成果を出せているという自負を持つことが出来ています。

一昔前だと、プライム案件を扱ってるSIにおいて外部の一個人がマネジメントをする光景をあまり目にすることはありませんでしたが、ここ最近はそれなりに聞くようになりました。

このような体験から、企業というしがらみの多い中での成長性と、独立して自分自身の判断と責任の中での成長性には大きな差を感じています。

エンジニアはとても独立しやすい業界で、これからもエンジニアとして独立する方は増えていくと思います。
煽るわけではありませんが、企業に属したままの状態では先ほどの記事にもありました通り、相対的にエンジニアとしての価値を発揮できない時代が来るかもしれません。

変化の激しい業界だからこそ、高い適応能力が求められるという事を強く感じています。

まとめ

現在、3月にはコードキャンプを退職し、4月には法人化する準備を進めています。
自分で起業するなんて強く思ったことはなく、むしろサラリーもらいながらのほほんと副業でウハウハ稼いでいたかったというのが正直な気持ちです。

ただ、語弊を恐れずに言うと、フリーランスをしていると自分の対応できる領域がどんどん広がるような成長性を強く感じており、the サラリーマン的な働き方をする会社員上司が煩わしい存在になってしまいました。

多少手を抜いても変わらぬお給料を得られる会社員と、常に成果を出し続けなくては市場価値が下がってしまうフリーランスとでは、個人としての成長性に大きな差が出るのは必然だと思います。

強調しておきますが、人それぞれありたい姿は異なるため会社員をディスっているわけではなく、成長性の違いについての感想です。
大前提としてSIの会社員として頑張っている方がいるからこそ私たちの存在も活きるのです。

まもなく起業して独立するという方向で走り始めます。走り始めたのであれば自分に出来る事をとことん突き詰めてみようというのが今の気持ちです。

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