96.結界

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96.結界

結界が張れるんです
って聞いたらびっくりしませんか?
私が言う結界と皆様が思い浮かべる結界の認識が
少し違うからびっくりされるのかもしれません

結界という言葉を聞けば
陰陽師が張る人ならざるものから身を護る
物凄くカッコいい印象がありますよね
実際に陰陽道に長けた方の中には
人ならざるものだけでなく
人にすら影響のある結界を張れる方も
居られるのではないかと密かに思っています

出来ているかどうかの確認は出来ませんが
個人でも集中力があれば簡易な結界は張れます
自分の中の氣に集中して
その氣をどんどん大きくして己の全身を包み込む
それだけで張れています
ただちゃんと出来ているか確認方法がないし
明確に「何を」結界の中に入れないようにするのか
というイメージが無いと弱いですし
結界の維持は難しいものとなります

ですが無いよりはマシというもので
人混みに行くとか誰かと会う時などに
簡易な結界を張っておくと
その人やすれ違う人の靄の影響を受けにくくなったり
エナジーバンパイヤされにくくなったりします

自然塩を玄関などの入り口に置くのも結界となります
ただし氣をつけないと
客商売なのに玄関に塩を置いたせいで
客の入りが悪くなるという側面もあります
まぁ…塩で防がれる人となると
靄アイドルになっていたり
魂が欠けていたり忌物に憑かれていたりとするので
厄介なお客様の可能性も高い
売り上げを取るか客の質を取るかは
オーナーさんの意向次第となりますね

日本には塩以外でも古来からの風習や
生活の一部として結界が用いられてきました
結界で有名なのは神社の橋としめ縄

神社には必ず橋があって
神域と人の世界を橋渡しした結界
箸も食事を神聖な神様からの授かりモノとして
人の世と神様からいただくモノとの間に
箸という結界を置いて分けていたそうです
扇子や面や着物の帯も結界の役目があったそうです

結界で護られているのは人ばかりではありません
神聖な場所や神域も護ります
神社も本来ならば神域なのですが
禊をした者は一部なら入って良いとされ
参拝が可能となりました
その禊の代わりが手水舎で手を清める事になります

コロナ禍となり
手水舎の使用禁止が一般的になりました
人はどれだれ清い心を持ってしても穢れを纏っています
神域には負担になってしまうのです
それを少しでも緩和するのが禊の代わりの手水です

アルコールでは意味がありません
菌と穢れは別物です

住み分けが出来ず境界を曖昧にし
しまいには忘れてしまい願う事だけ人一倍となった
神様にはどう見えるのでしょう?
神域にズカズカと入り込む人も増え穢れ

落神となられた方も居られます

行ったけど祟りなど何もなかったって方は
浄化した人が他に居たり
神様ご自身が耐えているとか
見逃してくださってるとは思い至らないのですか?

神社の関係者の方々はその事について
どの様に認識されているんでしょうね

自身を削ってでも
迷惑な人以外の人々の為にと
心を折られている神々も居られます

落神になられた方を浄化するのは時間と力もいる
その方が神様になる道のりは険しいし
守ってきたものも多い

神域を穢すのは
それらの全てを蔑ろにしたという事
遊び心や知らなかったでは済みません
知る努力もせずに
何千年も重ねて来た誰かの大切な物を
壊そうとしているって事です

なので神社での作法は大切ですし
禁域には無闇矢鱈と踏み込んではいけないのです

例え神域を穢した者が罪滅ぼしにと
死んでから何千年掛けてでも
壊した物を元通りに出来るとしても

信頼と踏み躙られた心は戻る事がないのです

各々の神社の手水舎の復活が
1日でも早く叶いますように

手水舎問題の解決策は
手水後にアルコールしたらいい

そしたら神様も守られる
コロナが氣になる人も守られる
これが広がって欲しいです

結界となってる意味を今一度考えて欲しいです

96.結界