47.優遇は徳から生まれる

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47.優遇は徳から生まれる

世の中は全ての存在にとって不公平です

誰にとっても不公平であるというというのは
日々の本当に細やかな事から汲み取れます

あの人は何も努力して居なくても
お金持ちの家に生まれて不自由無く暮らしている
人生を優遇されているのではないか!?
世の中は不公平だ!
誰しもが一度は思い至った感情ではありませんか?

世の中は何故こんなに不公平なのでしょう?
不公平というのは
今生の事だけを見るから不公平となります
魂は幾度となく転生を繰り返して
その度に心と魂が成長するのに不足した部分を
経験で補っていきます

転生は様々な条件で現世へ生まれてくる事で
より多方面の心の経験値を積んでいき
身体の無いエネルギー体で生きていけるように
魂と心を整えていけるよう行います

身体が無いと感情がそのまま衝動的な行動へ反映します
感情が動いた時点で相手を傷つけかねない
子供の時にちょっとした自己主張のつもりでした事が
何故だか大事になって
大惨事になった経験はありませんか?

子供だと力加減や表現の加減がわからずに
力一杯でしてしまう為に相手や自分自身を
予期せずに傷つけてしまったりします

人が体を脱いで魂だけになると
感情がそのまま表面にでてきます
悪霊と言われる存在は負の感情が
魂だけになった体を覆い尽くしています

そんな包み隠せない状態になった時に
感情に揺れ幅がでる様な出来事に遭遇したら
どうなるでしょう?
攻撃的になったり衝動的になったりします
そうなると負の感情を集め易くなり
既に悪霊化した霊や靄などにつけ入れられ
魂を乗っ取られて食べられてしまう恐れがあります

攻撃性のある直情的な行動を控え
自己中心的な考えを改めて行く事で自衛にもなり
他者ともより柔軟に共存していき
自分を知る事で自分を含めた周りを尊重しながら
大きな視野で様々な事を受け入れて調和していく
そうでないと魂で居るの危険なのです

そして転生は多すぎる必要経験を
細切れに体験していき
似たような経験を何度も重複させる事で
頭ではなく心での自己理解へと繋げます

皆さんも経験があるのではないでしょうか?

一度忘れられない苦い経験をしたのちに
また似たような経験をしたら
一度目とは違った見え方や感じ方と捉え方が出来て
其処からまた違った感性を生んでいった

そんな経験はありませんか?

そうやって小さく確実な経験を多方面で積む目的で
色んな生まれ、性別、環境と巡っていく
人生は他の経験を積んで居る他者が居て成り立ちます
自分の存在が他者の経験を齎す存在にもなります
そして自分にとっての他者もそうなります

いじめっ子だった自分の経験には
いじめられっ子の経験をする他者が居て成り立つ
それをお互いが立場を変えながら順番に繰り返す事で
経験をより深めてお互いの立場の時の
気持ちに理解していくのです

順番に巡って行ったとしても現世だけをみれば
「立場が弱くいつでも辛く感じる人生の番」
を生きている時にはとても不公平に見えてしまうのです

そして全ては順調に行く訳ではありません
中には志半ばで今生に疲れ果てて
自ら現世での生を終わらせてしまう事もあります
そうなると他の今生の魂達は
その方と今生で知り合い積むはずの経験が
欠けてしまう事になります
本人も足りない部分が出来てしまいます

転生して行く中で徳を積むや業を背負う
という言葉を聞く事があります

上手に経験を積む事や
今生で目標にした以上の学びを得る
自分や周りとしっかり向き合えるのが

徳を積むという事だと私は思っています

徳を積むの例としては
自分が「今生で生きる他者」にとっての
希望になったり、その人の目標となったり
色んな人に喜ばれたり、生き方の指標になる
そういう風に良い意味でお互いの魂に
良い経験をさせる事が出来るのが徳を積むという事

大袈裟な事や大事ではなくて些細な事に関してもです
とっても平たく簡単に言えば

困った人を見つけたら見返りを考えずに助ける」

そして業を背負うというのは
私利私欲を追求し過ぎてしまい周りも自分も省みず
他人や自分の負の感情を自分の中に溜めていき
他者に迷惑をかけてしまい憎まれる事
行き過ぎて道を外れてしまう事
人の欲や念に塗れて靄に取り込まれて
今生で成すべき事を欲優先で放棄してしまう事です

そうやって業を背負ってしまった人の魂は
結局は今生が終わってもまだその生で
知るべき糧を得れていないので

次の生で同じような人生を始めて
経験し損ねた部分をやり直す事になります
ペナルティを課されるように感じますが
自分の行為で単位を落としたようなものなのです

そして世の中は不公平の話に戻ります
不公平の中でも特に優遇されてるように
見える人が居たりしますよね

その方は徳を積んでいる方です
徳を積んでいるという事は
自分や周りとしっかり向き合い
成すべき事を為してきたという事
なので小さなキッカケでもしっかりそこから
多方面の視野で気付きを得れるのです

そうやって自分で前向きに向き合う事で
一つの気付きにかける時間も短くなり
人生の中で知っていく課題が早く終わり
心に余裕が出てくるのです

大きく辛い事をしなくても小さい事で
同じだけの事を学ぶ事が出来るならば
苦労は小さくした方が良い
神様も甘やかせられるならそうしたいんです

優遇は徳から生まれるんです

徳を積むにはまず
自分と向き合う
自分の周りと向き合う
負の感情と向き合う
其処から始めてみるのが良いです

今日は一度も何かを誰かのせいにしていない
そんな日を作る事から始めてみるのが良いです
人生が辛いからこそしっかり内面と向き合い磨く
それが活きるを生きる鍵かもしれませんね

47.優遇は徳から生まれる