#3　魔女のカフェ店員Olivia（オリヴィア）

扉の先の道路をまっすぐ歩いていくと
小さな広場のようなところに出た。

人はまばらだが
みんなそれぞれゆっくり過ごしている
といった印象。

興奮気味に
挙動不審な動きをしているのは私くらいだろう。

来てはみたものの、どうしようかな…
と戸惑っていると
後ろから綺麗な女性が話しかけてきた。

彼女の名前はOlivia（オリヴィア）。
ダークブラウンの軽くウェーブした髪と
すらりとした長身は、まるでモデルみたいだ。

おねえさん、もしかして、この世界は初めて？
いたずらっぽい笑顔で、そう聞いてきた。

どうやら私の来た道からは
よく私のような挙動不審な人が来ていて
気さくで明るい彼女は
そういう人を見つけては声をかけているそうだ。

彼女は目の前のカフェの店員だった。
いかにも看板娘というような綺麗な子。

23歳だと言っていたがとても大人びていた。

彼女のお父さんが経営する
このカフェで働いているらしい。

そんな彼女が
オススメのお店に案内してくれるというので
その言葉に甘えることにした。

彼女はすぐにカフェのオーナーである父に
ちょっと出てくるよーと軽い感じで
出て来てくれた。

これが
Olivia（オリヴィア）との出会いのおはなし。
続きはまた次回に。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

サポート、フォロー、スキしてくださった方
応援のお気持ち大変嬉しいです。
ありがとうございます。

まだハンドメイド作品の販売準備は途中ですが
準備の様子をSNSにて発信していますので
ご興味あればこちらもご覧くださいね。

twitter：@3count_m
Instagram：@3count_m