大だこ伝説、泊川神社
階上町の泊川神社です。
この神社には2つの言い伝えがあります。
昔々、ここには大きな沼があって住み着いた大だこが近隣の村人や通行人を引きずり込んでは溺死させていました。
村人は大だこの悪さを鎮めようと神社を建立し、ここに大たこを祀りました。
というお話と、
庄屋の娘さんが、この沼に足を滑らせ落ちて亡くなってしまいました。
それを知った近隣の人々は、娘さんは大たこにさらわれたと噂しました。
娘さんを亡くし悲しんだ庄屋さんは、この神社を建立し娘さんの霊を弔ったのでした。
赤いマフラーが可愛い狛犬さん。
たこは目が鋭く丈夫な事から、眼病にご利益があると言われ信仰されてきました。
社殿右側を上ると、そこは一面海です。
社殿の階段を降りると、右側にまた階段があり沼があります。
これは大たこが居た大沼の名残でしょうか。
階段を下りた右側にたこ石。
大きな神社も好きですが、こういった小さな神社には土着のお話があり、それを知りながら回るのも楽しいです。
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