hassy

くふうAIスタジオで働いているデザイナーです。Figmaが好き。映画とアメコミも好き。

hassy

くふうAIスタジオで働いているデザイナーです。Figmaが好き。映画とアメコミも好き。

最近の記事

保護犬を迎えるまで🐕2023

2023年の自分的一大トピック、それは「犬を家族として迎えた」ことです。 そしてその犬は保護犬なのですが、保護犬を迎えるまでかなり手探り感があったので、今後迎えたいという方の参考になるよう書いてみます。 前提:自分について東京都に住んでいるアラサー 同年代2人暮らし 家の広さは50㎡くらい これは犬にとって狭くないか?と心配になり事前に保護団体の方に聞いたが意外といけるとのことだった 実際今暮らしていて特に不便はないが、家具類の少ない家だからかもしれない 犬を飼っ

    • Figmaであとからコンポーネントを作りまくるときのコツ

      Figmaでコンポーネント作るマン、hassyです。 業務でしばしば「ほとんどコンポーネントがないファイル」にコンポーネントを作りまくって置き換える、ということをやってきたので、ざっと心得的なものをメモっておきます。 正直そんなコツのいる話でもないですが、初めてこの作業を長大で膨大なファイル相手にやろうとすると心が挫けそうになるだろうな…と思い、少しでも道筋が開けて見えることを目指して書いてみることにしました。 スピード優先で作られたデザインファイルを落ち着いて整理するとき

      • 5年働いていても仕事で"失敗"しているけど元気ですの話

        デザイナー5年目の年末を迎えそうなhassyです。 先日一区切りがついたプロジェクトにおいて、結構な"失敗"をしたのでそこからの学びを共有するnoteを書きます。 もともと社内のメンバーにむけたLTの内容の移植で、詳細なプロジェクト内容も書けないためかなりフンワリした内容になりますがご了承ください。 前提まず前提として、ここ1年(2022年9月まで)の私の目標は「"デザイナーとして"チームの出す成果をより増幅させられるリーダー・リーダーシップの獲得/形成」でした。 あく

        • ロジカルにエモーショナルなデザインをしよう

          インターネットなど、わたしたちを取り巻く世界ではよく「論理的」と「感情的」は(非常に雑に捉えると)対極のものとして扱われます。また時に、感情的であることは非論理的であること…のように相反するもののように理解されるようにも感じます。 最近、本当にその二つは同じ線上の対極にあるものなのか?少なくとも相反するものではないのでは?と、デザインの面から思うことがあったのでnoteにしてみます。 そもそも、ロジカル・エモーショナルとは一旦、今回取り扱う言葉についてもう一度確認してみまし

        保護犬を迎えるまで🐕2023

        • Figmaであとからコンポーネントを作りまくるときのコツ

        • 5年働いていても仕事で"失敗"しているけど元気ですの話

        • ロジカルにエモーショナルなデザインをしよう

        マガジン

        • カケルデザインマガジン
          56本

        記事

          "ハーフモーダル"のUIにちょっと考え込んだ時の話

          今回は考えていることを在庫放出セールなnoteです。ちょっと経験談でもあるので、特にwebで"ハーフモーダル"なUIを検討されている方は参考になるところもあるかもしれません…が、概ねお気持ち・ただの気づきの文章と言って差し支えない内容になっています。 始める前に:言葉の定義についてまずこの記事で取り扱う「ハーフモーダル」はMaterial DesignにおけるBottom SheetやiOSにおける支払い内容確認画面のような、「あるモードから完全に脱さず(あるモードの内容が

          "ハーフモーダル"のUIにちょっと考え込んだ時の話

          読書って本の内容を理解できなくてもいいらしいと気づいた

          こんにちは、最近読書習慣を身につけつつあるhassyです。 それまでの自分はずいぶん長いこと読書を続けることに苦戦していたのですが、表題通りの気づきを得てから続けることができるようになったので、その記録を書いてみます。 自分の中にあった固定観念まず前提からですが、自分の中にはなんとなく「本を読むからには内容を理解できないといけない」、さらに社会人なってからは「学習のために読む本は学んだ内容をメモってまとめておかねば」という意識がありました。 子供の頃は物語が読むのを大好きだ

          読書って本の内容を理解できなくてもいいらしいと気づいた

          ツールとしての議事録のベストをずっと探っている話

          議事録の概念を知って5年、hassyです。 その存在に数多助けられ、今では議事録大好きになっており、最近はこれをデザイナーの関わり方の手段として最大限活用してみたいと思っています。 まだまだその最大限、その場に合わせた議事録作り(目的にあわせてツールとしての形を最適化すること)は模索中ですが、なんとなく最近「とりあえずこうしとくと便利かな」という型ができてきたので経緯とともにnoteにしてみようと思いました。 ちなみに以下で取り扱う議事録は「開発や運用に関する定期的な話し合

          ツールとしての議事録のベストをずっと探っている話

          デザイナーの自分へ抱かれるイメージをコントロールしようという試み

          デザイナーと名のつく職を始めて5年、hassyです。 今日はそのデザイナーへ抱かれがちなイメージについて、少なくとも自分というデザイナーに対してはもう少し違った印象を持って欲しいと思って活動しているお話です。 後述していますが、この活動をしているのは自分がいる環境を鑑みての結果で、このnoteも「自分はこんな活動をしています」というだけの話なので全てのデザイナーにこの活動をお勧めするつもりはありません。 ですが私と同じような方には参考になったらいいな、と思います! それで

          デザイナーの自分へ抱かれるイメージをコントロールしようという試み

          通話ツールAroundでエンジニアとデザイナーの距離がちょっとだけ縮まったときのこと

          最近デザイナーと他職種メンバーとの協働に興味があるhassyです。こんにちは。 今回は特に連携が多い「エンジニアとデザイナー」間のコミュニケーションが、通話ツールAroundによって大いに助けられた話を書いていきます。 (このエピソードが実際にあったのは1年ほど前、2021年初春〜夏頃の話になるのでちょっと今と仕様が違うところもあるかもしれませんが、目をつむってください!) そもそもAroundとはAroundはzoomやgoogle meet等のようなオンライン通話ツール

          通話ツールAroundでエンジニアとデザイナーの距離がちょっとだけ縮まったときのこと

          【読書記録】「対話型ファシリテーションの手ほどき」をデザイナーにオススメしたい

          デザイナーは仕事の性質上、ファシリテーションの力が必要になる場面が多いものです。 作る前の段階でのヒアリングやユーザーインタビュー、作っている最中は他のメンバーやクライアントからフィードバックをもらうなど、「対象の人物から求める情報を適切に・正確に引き出す、またそのために会話の進行や話す場について設計する」ことは最終的なデザインのクオリティへダイレクトに反映されると考えています。 私もデザイナー歴そろそろ5年目、もう一段アップしなければならないポイントはここだな…と切実に感

          【読書記録】「対話型ファシリテーションの手ほどき」をデザイナーにオススメしたい

          仕事で使いやすいFigmaのワイヤーフレームキットを作ったので経緯をまとめました

          こんにちは。またしてもFigma communityで公開したfileについての解説noteです。今回は頻出するUIパーツをワイヤーフレームとして使える状態にまとめたキット、「和文ワイヤーフレームキット」の作成経緯をつらつらと書いていきます。 タイトルの「仕事で使いやすい」は自分たちの仕事において使いやすい、という意味合いです…というお話です。 ことの発端発端は仕事中の気づきでした。 Da Vinci Studioデザイン部では「こういうものって作れますか?」とご相談いただ

          仕事で使いやすいFigmaのワイヤーフレームキットを作ったので経緯をまとめました

          Figmaで「つよくてやさしいデザインデータ」を目指したい

          Figmaでデザインデータを作っているとき、いつも心がけたいことの一つとして、「つよくてやさしいデータを作るぞ!」というものがあります。 これは自分の中では「変化に"強く"、デザインに触れる人に"優しい/易しい"」という意味合いで、さらに詳細に書くと「デザインの変更がしやすくて自分以外の人にもデザインデータの構造を理解しやすい」ようなことを目指しています。 ちなみにデザインに触れる人として主に想定しているのは、「デザインデータを直接触ってものづくりをする可能性が高い人」です

          Figmaで「つよくてやさしいデザインデータ」を目指したい

          会社のみんなが使えるスライドのテンプレをFigmaとGoogleスライドで用意してcommunityでも公開しました

          こんにちは!今日は最近「自社っぽさのあるスライドのテンプレを会社のみんなが使える形で作った」のと「そのスライドのテンプレを流用して汎用性の高いFigmaのスライドテンプレをcommunityに公開した」ので、その一連の流れを書いていこうと思います。 事の発端Da Vinci Studioでは部署を問わずちょこちょこ社内LTやお互いの仕事について共有する機会があります。 特に最近では「担当したことのないプロダクトや他のチームの仕事をもっと知る機会を用意しよう!」ということで、

          会社のみんなが使えるスライドのテンプレをFigmaとGoogleスライドで用意してcommunityでも公開しました

          Figma:editorが見る世界とviewerが見る世界の違いを知ろう

          今日はFigmaで意外と忘れがちなこと、権限である「editor」と「viewer」でファイルの見え方が違うことのお話です。 Figmaはよく"コラボレーションツール"と紹介されることがあるくらい、他者との協働を意識しているデザインツールです。が、上記のような権限によってユーザーごとにできること・できないことが設定されています。 ここまでは皆さん十分ご存知だと思うのですが、ではeditorとviewerでちょっとずつファイルの見え方が異なるのはご存知でしょうか? 私もなん

          Figma:editorが見る世界とviewerが見る世界の違いを知ろう

          大事なのは「伝える」ではなく「伝わる」こと

          社会に出て5年ほどが経ちますが、そうなると色々「今から思うと簡単だけど、最初の頃は全然できてなかったよなあ」というものが出てきます。 今回はその中でも、 「伝える」ではなく「伝わる」ことが大事 という話をざっと書いていきます。 ちなみにこのワードは、新卒1年目の終わりくらいに当時お世話になっていた職場の方がサラリとおっしゃっていて、以来心に刻んでいる言葉です。 目的はどちらかこのワードが発せられた状態について、一目瞭然ではあると思いますが結局「手段が目的化している状態に

          大事なのは「伝える」ではなく「伝わる」こと

          "チームでのデザイン"を主導するために活用しているFigmaコンポーネントの話

          みなさんはFigmaのコンポーネント機能を活用していますか? 聞くまでもなくされていると思います。私も大いに使っています。 今回の記事では、コンポーネントの中でもただのUIパーツのコンポーネントではない、"チームでのデザイン"を主導するために活用しているものを紹介していこうと思います。 "チームでのデザイン"そもそも今回でいう"チームでのデザイン"とは「デザイナーだけで決定して進める・デザイナーだけがわかるものではない、他のメンバーも巻き込んで進めるデザイン仕事」のことを

          "チームでのデザイン"を主導するために活用しているFigmaコンポーネントの話