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治水神社(岐阜県海津市)に行ってみました

岐阜県海津市にある治水神社に行ってみました。鹿児島県と深いかかわりのある神社です。

江戸時代の中頃、徳川幕府は、木曽三川の水害で悩む濃尾平野西南部の住民を救うため、薩摩藩にお手伝い普請を命じました。薩摩藩士らは、経験したことのない水の流れに苦しみながら、この地方の住民のため、多大の犠牲を払い、万難を排して工事を見事完成させました。平田靱負大人は、この工事の総責任者です。(中略)治水神社は、治水に尽力された薩摩藩士の功績を讃え、平田靱負大人の遺徳を偲び、犠牲となった多くの藩士達を慰霊しています。(治水神社HPより)

宝暦治水については,鹿児島市にも薩摩義士碑があります。



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国営木曽三川公園のすぐ近くにあります。愛知と岐阜と三重のさかいめにあるというだけでなにやらパワースポット感もありますね。

長良川と揖斐川にはさまれた場所にあり,さらに長良川の向こうに木曽川があるので,昔はこの3つの川が合体して水量も多く,よく氾濫しいていたそうです。

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やや看板は気合が入ってきていますが…

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奥に見えるのは揖斐川ですが,警戒水位がこんなレベル(普通に頭の上です)

そりゃやばいよね…

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いろんなところにある「丸に十の字」の紋は,鹿児島ではおなじみ薩摩藩主,島津家の家紋です。では,この郵便局の紋は?

もちろん郵便局ではなく,宝暦治水の中心人物,平田靱負(ゆきえ)の平田家の家紋です。

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薩摩義士の像などもあります。

一方平田靱負さんの屋敷は,鹿児島では「平田公園」になっています。



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歴史を感じる禁止看板もありました。

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御朱印もかっこいいですが,これは行った人のお楽しみということで。

他にも色々お守りなどもあります。このいけてるペンは,宝暦治水にちなんで「難儀難題難関」を突破するというご利益があるとのこと。すげーぜ!



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と,いうわけで,派手さはないですが,岐阜と鹿児島の関係・歴史を感じることができるスポットです。ぜひお近くまでお越しの際は訪ねてみてください。