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ペットを飼っているのなら飼育ノートを作ろう

もし自分に何かあった時、ペットはどうなってしまうだろう?
そんなことを考えたことはありませんか?
何かあった時に備えて、あなたのペットの飼い方をノートにまとめておきませんか?

今我々が直面している危機といえば、新型コロナウイルスです。

ペットを飼っている方なら誰も「もし感染して入院になったら、ペットはどうしよう…」と不安に思っているのではないでしょうか。私はなっています。

某ペット保険会社さんが預かりサービスを無料で行って下さっていて、本当にありがたく思います。

でも飼い主にはまだ、あらかじめ備えておけることがあります。

ペット飼育ノートを作ろう

「この子を飼育するのに必要な全ての情報を記しておく」くらいのつもりで、思いついたことは何でも事細かに、でも判りやすく書いておく。それが「ペット飼育ノート」です。名前は何でもいいんですけど。

飼い主に何かあった時、ペットと共にそのノートを託せば、飼い主がいない間も最大限快適に過ごしてもらえる。
もし不慮の事故等でペットを遺して逝くようなことがあっても、保護してくれた方や新しい飼い主様に必要な情報を提供出来る。

そういうノートです。

ペットの名前、種類、生年月日、性別、去勢の有無、マイクロチップの有無、フードの種類、量、あげる時間、あげ方、フードをしまってある場所、トイレのこと、通っている動物病院、診察券の保管場所、既往症、薬、ワクチンや狂犬病予防接種の証明書の場所、性格、好きなおもちゃ、好きなおやつ、癖、爪切りやシャンプー、苦手な物事、ペット保険の加入の有無等々…。犬なら登録番号があるし、鳥も足輪を付けている子なら識別番号がありますよね。

記載事項はペットの種類によっても異なりますし、個体差もあるし、到底テンプレート化出来るものではありません。飼い主さんが思いつくことを書いていって下さい。

どうお世話していいのか、飼ったことのない人にはよく判らないペットを飼っている方は、飼育法が判る方にすぐ保護してもらえないケースも考えて、しっかり記入した方がいいかと思います。

複数のペットがいるなら、ノートもそれぞれに用意した方がいいです。みんな一緒に預かってもらえるとは限りません。

ノートを作るのは、いま、飼い主さんでなければ出来ないことです。

ペットレスキューカードを携帯しておく

私は外出時に「ペットレスキューカード」を携帯しています。外出時に自分に何かあった時、家にペットがいることを知らせるカードです。

このカードに、飼育ノートがあることを書いてあります。

まだペットレスキューカードをお持ちでない方は、この機会に是非。

時間のある今だからこそ

ペットのために備えておくこととして、前回は「いなくなる前に迷い猫ポスターを作っておくことの重要性」をお話ししました。

いつ何処で地震が起こるか判らない日本。そして今まさに梅雨の時期を迎え、豪雨被害も想定しておかねばなりません。そのような時にペットが逃げてしまったら。
防災グッズの中に是非ポスターも入れておいて下さい。

ノートもポスターも、外出自粛で家にいる時間が長い今だからこそ、余裕を持って作れると思います。

是非あなたのペットのために、作ってみて下さい。備えて下さい。あなたのペットを守れるのは、飼い主であるあなただけです。

よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートは調査研究費、もしくはお猫様のお世話代として使わせていただきます。