インバウンド観光/人材活性による地方創生のプロジェクトモデル(福井県小浜市で実践中)

こんにちは、株式会社KNEWの佐久間です。
現在、会社を作って地方の経済活性化に向けた小さなモデルを開発・運用しているのですが、この取り組みはどの地域にも使えるのではないかな?と思い共有します。
(ゆくゆくはこのプロジェクトパッケージを、各地方、世界の観光未開発の国に展開していきたいと考えています。)

事業全体図は大きく3つのカテゴリーにわかれます。
1、コンテンツ開発(青色)+デジタル環境整備&プロモーション(緑色)
2、人材育成(黄色)
3、非営利の社会活動による環境整備(オレンジ色)

1、コンテンツ開発+デジタル環境整備&プロモーション
◆宿泊施設…マーケットを分析し足りない層を開発します。優先順位は①ロープライス②ハイクラス③ミドルクラスだと仮説だてています。観光未開発の土地への冒険心のある旅人を多く読んで口コミ情報を積み上げることと、開発初期コストが低い点を意識しています。
◆飲食施設…フードバリエーション(コーヒー、バル、イタリアン、ビーガンなど)を整備することと、英語(旅人のターゲット言語)接客がある環境を作ります。
◆ギフトショップ…多くの品ぞろえが必要なため、他既存企業との提携が重要となります。
◆観光体験コンテンツ…文化(interest,touch)、自然(chill,relax)、スポーツ(excite,refresh)のようなインサイトを持ったコンテンツを英語受け入れ対応の環境を作ります。
これらのコンテンツを、各デジタルプレーヤーのツールを使いインターネット上に登場させます。
動画を使ったデジタルなプロモーションを行ったり、旅行会社等へのPR活動・エデュケーション活動を行います。

2、人材育成
インバウンド観光未開発の土地には、少なくともその時点で「チェンジマネジメント」「新規事業開発」に長けた人材や、アイディアを持った人が多くありません。特に地域内消費で事業を行った経験しかない人には、地域外消費(観光・輸出)のノウハウが少なく、参考事例収集やターゲットを仮説立てることも苦手としているケースが多いです。
まずは新しい視点で起業・新規事業を行う人を作りサポートしていくことと、チャレンジ精神のある人材を採用・育成していく仕組みを作ります。

3、非営利の社会活動による環境整備
上記2つの営利事業だけでは解決できない問題を、非営利的な社会活動によって実現します。それは地域住民との信頼関係構築や、感情的側面での情報の不伝達を解消することです。コンテンツ開発をする際には、オープンには公表されていない物件の情報や事情の取得、運営中の近隣住民との継続的なコミュニケーションが必要になります。

以上、3つのカテゴリーを、
実行中70% : コンテンツ開発+デジタル環境整備&プロモーション
実行中40% : 人材育成
実行中20% : 非営利の社会活動による環境整備
の割合で、進められています。
他企業様との緊密な連携をとりながら、他企業支援+自社開発によってインバウンド観光開発プロジェクトをさらに推し進めて参ります。

是非ご興味のある方はご連絡ください。
株式会社KNEW 代表取締役社長 佐久間一己
k.sakuma@knew.co.jp

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