私たちが価格を気にしなくなるとき
先日、こんなものを発見しました!
東名高速の富士川サービスエリアで買いました。
しずおか茶コーラ
と
富士山頂コーラ
この不思議コーラを買ってみて
ハンドメイドでも応用できる‟ある事”に気付いたので
まとめてみます。
お客さんがくれた一言
この2つのコーラの話題性がありすぎたので、
プリントクリエイティブのLINE@でお客さんの中で飲んだことある人がいないか聞いてみたんですね。
そしたら返信くれたお客さんがいて、飲んだら感想を報告するお約束をしました(笑)
で、コーラを飲んで、律儀な私の報告はこんな感じ。
「不味くないけど、美味しくもない、なのに意外とお値段するなぁと思いました」
このお客さんからの一言が
‟ある事”を考えさせてくれるきっかけになりました。
1本250円のコーラ
富士川SAで見つけたこのコーラ、1本250円だったんですね。
240mlで250円でした。
コンビニだったら500mlが129円で買えちゃうのに。
市場価格的には4倍(゜o゜)
普通だったら買わないよね~!
でも私、値段とか全く気にせずにこのコーラ買っていたんです。
お客さんに、「意外とお値段する」って言われて
そういえばそうだよな・・・
って思ったわけです。
なぜ、私が価格を気にしなかったのか
お客さんに言われてみて「高い」ことに気づいた私。
なんで、値段気にしなかったんだろうと考えちゃいました。
で、ある事に気づいたわけです。
それは
コーラを買ったのではなく、体験を買っていた
ということ。
コーラとして買っていたら、高いよなって絶対思ってた。
でもそうではなく。
この不思議コーラの未知なる味とか
ネタになりそうなところとか
体験を買った気でいたから
価格が気にならなかったんだろうなということを発見しました。
そして
コーラを買うよりも体験を買った方が、満足度の高い買い物になる
ということも発見しました。
ハンドメイド作家がお客様提供すべきモノ
これって、ハンドメイドでも同じだよな…と。
どういうことかと言うと
物ではなく、体験を提供すると価格競争には陥らない。
物ではなく、体験を提供した方が顧客満足度は高い。
私のハンドメイドで言うならば
螺鈿アートのスマホケースは最低価格が4,500円。
スマホケースを買うと思えば、4,500円って高いと思う。
今時、1,000円でも可愛いスマホケースあるからね。
だけど、虜になるほど美しい螺鈿の輝きが身近に感じれるアイテムが、たまたまスマホケースだったなら、4,500円は決して高くない。
お金を払う価値はスマホケースという用途や機能にあるわけじゃなくて
螺鈿アートを体験をすることに価値があるという人が
プリントクリエイティブのお客様になってくれています。
だから私の場合、1,000円のスマホケースは闘う土俵が違う。
自分の土俵を知っていれば、
売れないからとか
値段高いと言うお客さんがいるから
という理由で価格を下げたりすることを考えることすらありません。
自分の土俵を知る
ハンドメイドだからこそ、こういうところが非常に重要だと思うんです。
もし、自分の作る商品に自信がないとか
高いっていうお客さんがいて動揺しちゃうとか
そんな作家さんがいるなら
自分の闘う土俵はどこですか?
これを一度見つめ直してみるといいと思います。
身近な出来事でも、本質を辿るとハンドメイドに応用ができます。
いや~、改めて気づかせてくれたお客さんに感謝です。
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