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番外編~2020年の映画総評①~

2020年7~12月までの傍聴記録もまとめますが分量がかなり多いので後日としましてその前に2020年の映画館で鑑賞しました映画をまとめさせていただきます。今年はコロナの影響もありかなり少ないです。例年の約1/3程度となってしまいました・・・。2020年の劇場で鑑賞しました映画は29本でした。

2020年は映画「カツベン!」から始まりましたがはっきりと内容覚えてません・・・。曖昧ですがまあコメディタッチでなかなか面白かったような・・・。監督が周防正行氏でして、この映画とはまったく関係ないですが今市事件の控訴審判決公判を傍聴されてました。映画「それでもボクはやってない」を撮ったときから日本の司法に興味持ったとどこかで言っていたような・・・。「だれもが愛しいチャンピオン」はプロバスケットボールのコーチがハンディキャップチームのコーチを引き受ける話なんだけど、面白かったしはっきり記憶に残ってますね。ラストは感動的でした。「ジュマンジ/ネクストレベル」は娯楽映画としてはなかなか良かったですね。ジュマンジといえばロビン・ウィリアムズのイメージでしたが自分の中ではドウェイン・ジョンソンに変わりました。ロビン・ウィリアムズのファンの方すみません。ただロビン・ウィリアムズは他にも数々の名作がありますのでご勘弁ください。

「フォードvsフェラーリ」もなかなか良かったです。「ラッシュ/プライドと友情」のようなレーサー同士のライバル関係もいいのですが整備士とレーサーのライバルとも友情とも少し違うような複雑な関係性をうまく表現したいい作品でした。「リチャード・ジュエル」は個人的な2020年のベストです。イーストウッド監督作品というのと個人的に事件もの映画が好きというので補正されてるかもしれませんが非常に良かったです。違法捜査とマスコミの偏向報道で一人の人間が追い詰められていく姿がリアルかつ鮮明に表現されました。香川県坂出市のあの事件を思い出しました。坂出市の事件は無実の父親を暗に犯人と決めていたように思います。前作の「運び屋」も非常にいい作品でしたし、次回作品で製作・監督・主演が決まっている「Cry Macho」も非常に楽しみですね。概要を読んだだけですが「グラントリノ」のような作品かなと思いました。映画前のCMの受け売りではないですが公開が待ち遠しいですね。「私の知らないわたしの素顔」はフランス映画らしいオシャレな映画でした。現実と願望が入り乱れるような・・・。相手のことがわからなければわからない程に取り込まれてしまうということはあるんでしょうね。願望というのはプラスの方向に無限大に広がっていくものなんでしょうね。

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」はテンポもよかったのですが何となくラストがわかってしまいました。そんなことだろうと。「グッドライアー 偽りのゲーム」は印象残ってないんですよね・・・。ヘレン・ミレンとイアン・マッケランが出演しているくらいしか、、、。

「パラサイト 半地下の家族」は注目されてた映画で期待してましたがそのまま面白かったです。最後は予想外というかそうなるかと。監督が地下に込めた意味を考えましたね。自分はシェルターというかアジールのようなものとして捉えました。そこを侵されたらやっぱりラストのようになるんでしょう。「スキャンダル」はあまり記憶に残ってないのですがラストはやはり希望を見いだしたんでしょう。ままこういうことどこでもはあるんではないでしょうか。

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