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空間と時間の変化

前回の投稿から少し時間が経過してしまった。この【少しの時間】に、私の空間と時間が変化していった。

1つ前の投稿で、【私が欲しい経験が無いことが在った】ことを書いたが、あれからまた求人サイト?たるもので【こだわりキーワード】をかけ検索してみたところ、アンテナに引っかかるモノを見つけ、軽やかな気持ちで応募をした。
それが10月1日、3日に面接に行き、5日にはその場所にいた。

応募からたったの5日で私の空間と時間がハイスピードで変化した。今現在(10/21)、1週間の内3日(平日2日、土曜1日)ほどそこで新しい仕事を始めている。

私の仕事は社会保険労務士と産業カウンセラー、いわゆる座り仕事で一般的には事務ワークに分類される。
だが、今回は全てが初体験の未経験の仕事。人生初立ち仕事の人生初接客業をしている。慣れない仕事だからか身体的には疲れるが、精神的にかつて味わったことがないほどの充実感を手に入れている。

そこへ向かうことが一つの楽しみになり、1日の勤務が終わり家に帰ると、次の勤務を楽しみにしている自分自身を内に見つける。そんな自分にも初めて出会う。これは仕事だが、仕事なのか?楽しすぎて、【仕事】という感覚を持つのが難しい。
私が、今の自分へ到着するまでには10カ月の時間が経っている。

Ж

2019年12月、毎年同じように年末調整業務と給与計算業務に追われていた。ある1日、夜中の2時過ぎに作業が終わり、真夜中の街を徒歩で家まで帰った。夜風に吹かれその空間と時間を肌で感じながら、『もっと自分のための時間を作ろう!』と決めた。


そして、すぐさま行動に移していった。切りがいい12月ということもあり、一番時間を取られていた労働者数の多い会社へ話をし、年が明けてすぐ顧問社労士を辞退したい旨と次の社労士を紹介したい旨を会社へ伝えた。そして、私から信頼する社労士への引継ぎ時間が始まった。
6月末で引継ぎが完了し、7月8月に今までの社労士時間を整理し始め、書類をPDF化、シュレッダーにかけ、かけきれない書類は溶解処理を行った。9月にはだいぶゆったりとした時間の流れを感じ始め、2週間に一度図書館へ通い、読みたい本を片っ端から読み漁った。
そして、自分の余白へ自分の【好き】の詰め込みを始めた。

私は、香りに出逢ってから花を買う行動が増えた。毎日の徒歩でお気に入りの樹木と出逢った。同業仲間から園芸に関する本を借りた。見る景色が変わり行動が変化していくことで、次に興味が湧いたことが、花と植物だった。

【お花屋さんで働いてみたい!】その想いに灯火した私の新しい居場所は【お花屋さん】だ。

周りからは、ぶっとんでますね!でも最高!、変わってますな!なんだか面白い!のお言葉を頂き、大学生の息子からは、『小さい女の子が、大きくなったらお花屋さんで働きたい!って言ってるのと同じやな。笑』そんなことを言いながらも彼は『いいんちゃうか!』と言ってくれる。

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花と植物は、季節に合わせ花を咲かせ、緑を茂らせる。それは誰のためでもなく自分の為にだ。コロナの今年、お花見をする人間はほとんど見当たらなかった。誰からも愛でられなくても、彼らは去年と同じように、美しい花を咲かせていた。その姿は、凛とした美しさと強さに溢れ、ただただかっこよかった。
『誰の為でもなく自分のために自分の花を咲かせ、私という花束を作っていこう!』そう決めた。

だから、今のわたしは、他の人にどう思われるのか?そんなこと全く気にしてなくて、ただひたすら、『自分はどうしたいのか?』この点を見つめ掘り起こし、自分に問いかけ続けている。

その問いかけに答え、行動を起こす勇気は、花と植物から貰っている。
彼らの在る空間にはゆらぎが生じ、次から次に姿は変化し続けている。そのチカラが私に作用しているのだ。

私のタテヨコ高さこの3次元の空間に、時間という次元が加わった4次元の世界を見つけることができた。


その4次元の世界では、私が私であって、ありのままの自分でいられる究極の世界だ。次の5次元の世界はどういった世界だろう?そんなことを想像しながら、これからもどんどん自分の好きを極め、夢を追いかけ続けていきたい。そして、いつか夢が叶ったとき、私は5次元の世界へ足を踏み入れているだろう。そんな日を夢見ながら、私は今日も生きている。

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薔薇のドライフラワーには甘い香りが詰まってます♡

(今のわたしの空間と時間を手に入れることができたのは多くの方々の理解と共感を頂いたからです。感謝)


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