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『嫌われる勇気』再読

こんばんは、moikoです。

今日から『嫌われる勇気』を読もうかと思っています。もう何度読んだか分からない本ですが…。

大昔の知り合いがアドラー心理学を大学院で研究していて、その時に色々話を半ば強引に「聞かされて」いました。会うたびに「これは素晴らしい考えだから、こう変われ」と言われていたんじゃないかなぁ。今思えばかなりのモラハラと言えるのかもしれません。

それで、『嫌われる勇気』が出版された時に、「ああ、あの人が言っていたこれかぁ」と思い出して、立ち読みしてみたら面白すぎて購入しました。それから、著者の1人である岸見一郎先生の別の本を色々読んだりして、思ったのは、

あの時の知り合いは、違っていたんだということ。

人に考えを押しつけたりすること自体が、アドラーの考えとは真逆だと思います。大学院まで言って何を研究していたのかな…。今の私には分かりようもないし、どうでも良いことなのですが、いつも話を聞かされていた煩わしさを思うと、あの時の私が本当に不憫です。

私は専門家ではないので、アドラー心理学についての説明はできませんが、興味がある方はぜひ読んで欲しいなと思います。かつての(今もだけど)私のように周りを気にしたり、人間関係で悩みがちな方にも。
難しいし訳が分からない、頭がパニクると言えばそうだけど、私にとっては今やバイブルみたいなものです。

ちなみに、岸見一郎先生はnoteもやっていました!

そもそも、(今もですが)私が周りの人のことを気にしすぎる性格なので、そういった面が押し出てきた時にもう一度読んだりしています。何度読んでも内容を忘れてしまうので、思い出すために。

自分勝手にすることと、自分らしくいることは違う。

どんな状況でも自分らしくいることはできる。

たとえ友達がいなくても、孤独はありえない。

他人の期待に応えず、自分の人生を生きてもいい。
それには勇気が必要。

挙げたらキリがないですが、私にとってはそんなことを教えてくれた本です。読むたびに印象が変わる本でもあります。それがまた面白いなぁ、と思います。登場人物である「青年」が「哲人」を罵倒する言葉遣いも面白いです。

読み直して、また新しい「気づき」があったらいいな。そして、改めて自分の人生を生きるための勇気がもらえますように。


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