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そろそろ本当に、「本当の自分」に会いにいく【Visionワークのお話】

思考を変えれば現実が変わる?
劣等感や思い込みがなくなれば、楽に生きられる?
親を許せば、夫婦関係がよくなれば、幸せになれる?
いっそのこと、もう好きなことだけやって生きていけばいい?

それはある意味正しいのかもしれません。
だとしても、それであなたは「本当の自分」を生きていることになるのでしょうか?

「本当の自分」とは。
この問いに答えられる人は、果たしてどのくらいいるのでしょう?

「自分」と思っているものの正体

「本当の自分」とは、役割とか職業とか地位とか肩書とかが示すものではありません。そんな社会生活における区分や分類の話をしているわけではありません。
それは「本当の自分」の周りにくっつけたもの。
「本当の自分」をハリボテみたく別の何かにしてしまったもの。

もちろん、社会で生きていく上では必要なものもあるでしょう。
でも、その中に、「本当の自分」はいますか?

自分が好きだと思っているもの、自分が気持ちいいと思っているもの、自分がワクワクすると思っているもの、自分が「これは自分の使命だ」と思っているもの。
それは「本当の自分」が本当にそう思っていますか?

大島ケンスケさんのVisionワークの出発点は、そこにあります。

「そもそもそれ、“本当の自分”じゃないですよ?」

人間は何でできているのか?

Visionセミナーではまず、私たちが「思考、感情、肉体」の3つでできていることを学びます。そして、思考がいかに“うそつき”であるかを知ります。

「思考を変えたら現実が変わる」
これは事実でしょう。
でも、“うそつき”の思考が変えた思考って?
それで変わった現実って?
それは「本当の自分」が望んだ現実なのでしょうか?

「いやいや、私は感情に正直に、体感を大事に生きてますから」
そうおっしゃる方もいるでしょう。
でも、実際には、感情にも肉体にも「段階」があります。
感情に正直であること。体の心地よさを追求すること。結構なことだと思います。
でもそれ、もしかしたら、やっていることは「動物」と同じかもしれませんよ?

Visionセミナーでやること

思考、感情、肉体。この3つを同時に把握できる自分を目指します。この3つが偏っていたら、偏った人間にしかなりません。

だから、「自分」を視ます。ただただ、自分を観察します。
ハリボテをベりべりと剥いでいく作業を、自分でやります。

実は、自分のことは自分よりも周りの人の方がよくわかっていたりするので、他者の意見を聞いてみるのは有効……かと思いきや。
いや、有効かもしれません。
“それをちゃんと自分の肚に落とせるのであれば”

でも、自分では気づいていない自分というのは、自分では見たくない、聞きたくない、知りたくない、なんなら一生隠しておきたい部分であることも多いですから、「あなたはこうよね」といきなり言われたところで、「ああ、そうなんだ!」とはなりません。
“大事なところ”ほど、そうはなりません。
仮にそのとき納得したような気になっても、実は根本的にはわかっていない場合がほとんどです。

だから結局、自分でやるしかないわけです。
自分のことは自分にしかわからない。
たとえ時間がかかっても、自分で見て、視て、感じて、肚に落としたもの。
この世界で生きていくうえでは、それしか「本当の自分」として機能しないでしょう。

Visionセミナーでは、そのためのワークに取り組みます。
ひたすら取り組みます。地道に取り組みます。
そして、お互いの体験をシェアすることもあります。
それがまた、自分の盲点に気づくきっかけにもなり、学びを深めます。

でも、人のことをとやかく言う場ではありません。
あくまでも、視るのは「自分」ですから。
共に学ぶ仲間として切磋琢磨しますが、他者に甘えたり依存したりすることはありません。そんな自立した関係性のセミナーであり、ワークです。

Visionセミナーで得られるもの

Visionでは「本当の自分」=「最高の自分」と位置づけます。
この世に生を受けて、この世で生きる中で、考えられる限りの「最高の自分」を目指します。
「本当の自分」を探す過程は、「最高の自分」になる過程でもあります。

でも。
これはセミナーの1サイクル(3カ月)ごときで至れるところではありません(ほとんどの人の場合)。
さすがに、そんなおいしい話はありません。

では、なぜワークをやるのか。

それは、“現状を知るため”です。
今の自分が「本当の自分」を生きていないと、明確に、具体的に知ること。
誰かの、何かの影響で、知らず知らずのうちに「自分じゃない何か」に為り変わって生きていると、はっきりと自覚すること。
ただ頭で理屈をこねくり回すだけではなく、心と、身体と、全身全霊で、今の自分を感じること。

おそらく参加メンバーの中で、3カ月で「私は最高の自分になりました!」という人はいないと思います(私も含めて)。

でも、これだけは確実に言えます。

わかってしまうのです。
自分が自分を生きてないって。どこが違ってるかって。
少なくとも、どうもずれてるっぽいって。

そうすると話は早いですね。
自分が向かうべき方向がわかります。
間違ってくっつけちゃったものを、べりべりと剥がしていけばいいのですから。
そこに「本当の自分」がいるのだと、見当がつきますから。

3カ月のセミナーが終了した今、ほとんどのメンバーはこの段階にいるのではないかと思います。
(そして、探求は続く……)

最後に

Visionのメソッドは、巷にあふれる心理学や自己啓発のメソッドを否定するものではありません。

いろいろやってみたけれど、やっぱり何か釈然としない方。
自分の人生がよくなったと思ったら、それは一時的で、また元に戻ってしまった方。
元に戻らないまでも、まだ何かがどこかに引っかかっているような気がする方。
大好きな先生から教えを受けていたけれど、どこか違和感を感じるようになって、もう離れてしまったという方。

そろそろ本当に、自分の力で、「本当の自分」に会いにいくとき、なのかもしれません。

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