助産師の長いつぶやき

＼授乳中のママ必見／
100smile助産師です。

おっぱいのしこりと白斑
白斑をご存知ですか？
白斑は、
乳管の先に小さな白い塊ができた状態で、
多くの場合、
授乳時にチクチクと痛みを伴います。
乳房のしこりと白斑で
SOSを頂いたAさん宅へ
乳房ケアに行ってきました。
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Aさんは、昨年出産。
ご主人の転勤で、
今年、横浜に転入してこられたばかり。
ときどき、
乳房にしこりができていましたが、
搾乳と頻回授乳で、
何とか切り抜けてこられました。
ところが、
白斑で乳管が閉鎖していまい、
母乳が出なくなり、
しこりが改善しなくなってしまったのです。
SOSをいただき、すぐに訪問!
Aさんのようなケースの場合、
ケアが遅れると、乳腺炎や母乳分泌低下につながります。
マッサージで排乳を試みましたが、
白斑はとれず…
おっぱいは一滴もにじまず…
はて、どうしたものか?!
と悩みつつ、マッサージをしながら、
Aさんとおしゃべりしていると、、、、
●パパは、育児家事を手伝ってくれるものの、
転勤前より仕事が忙しく、
今以上のことは頼みづらいようでした。
●ママは、引っ越し後、
知人も頼れる人もできず、
ワンオペで子育てを頑張っていました。
さらに、ママの体の中では、
コロナ禍でストレス蓄積→交感神経優位が持続→抵抗力低下
が起こっていたことも考えられました。
おっぱいは、
とーーーってもデリケートなんてす。
生活の変化やストレスが原因となり、
おっぱいトラブルが起こることは、
よくあります。
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おしゃべりして心がほぐれたAさんのおっぱいからは、
じわーっと少しずつ母乳がにじみ始めました。
数日後、おっぱいのしこりは、
馬油湿布&温湿布、頻回授乳で改善。
白斑は、柔らかく小さくなってきたと
連絡があり、安堵しました。
土日は、パパが、
いつも以上に家事を頑張り、
そのおかげでママは養生できたそうです♪
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①パパの家事育児への協力
②ママの養生とリラックスで
身体の自己回復力アップ
③馬油湿布 & 温湿布
④頻回授乳 or 搾乳
この①〜④が上手く作用して、
重症化する前に
軽快・回復したAさんでした。
おっぱいトラブルが起こったときは、
生活の変化やストレスがなかったかな?と
自分を見つめて、労ってくださいね。
そして、助産師に
気軽に相談してください＼(^o^)／

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