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【里帰り出産するのかどうするのか?】 ※妊婦さんへ是非届け〜♡

2019/9/22

長文です(笑)
都内ですと、分娩を希望する産院が予約がいっぱいの施設も多く、産院をどこにするかは妊娠確定と同時に考える必要があるというケースも多いですね。

最初に考えるのは
里帰り出産「する」のか「しない」のか
2017年のマイナビの調査によると
里帰り出産した事がある小学生以下のママは6割以上だそうです。
https://search.yahoo.co.jp/…/%3Fusqp%3Dmq331AQQKAFwAZgB2cfL…

私は大の漫画好きでして、
漫画「妊活夫婦」にこんなシーンがありました。

実家だと楽だから、みんな里帰りするのかな?
この主人公夫婦のように、そんな風に思っていらっしゃるんじゃないかな〜と思います。

しかし、、、
この認識は間違っています!
と言い切っちゃいます(笑)
産後の新生児育児の大変さを
理解していないからです。

大変な点一つ目は、
産後の身体がボロボロである点です。
まず出産のダメージは
全治2ヶ月と言われています。
もし全治2ヶ月と診断されたら、どのように2ヶ月過ごされますか?
外出は控え、出来るだけ身体(患部)は使わないよう、家事を最小限にしたり、患部にもよりますが出来る限り横になっている事でしょう。
産後はこの状態です。

なので1ヶ月は基本は何もせず横たわるのがベストです。
とはいえ赤ちゃんの授乳(おっぱい)はママにしかできません。
おっぱい以外は基本的には横になるのが産後1ヶ月の過ごし方です。

里帰りする理由①は、「身体が全治2ヶ月なので養生するため!」

そして大変な点二つ目です。
「赤ちゃんは3時間毎に起きてその度に授乳するらしい。」
この情報は何となくご存知かもしれません。

授乳さえすれば、授乳後3時間休めると思っていませんか?
答えは、、、休めません。。。
新生児期、授乳だけで約1時間かかります。

A【まず乳首をお口にうまく咥えさせるのに時間がかかります。ここは個人差ありますが、私はここに10分はかかっていました。
無事に赤ちゃんが咥えたところで、左右のおっぱいそれぞれ15分ずつで30分の授乳時間。】
ここまでが母乳です。

出産した病院からの退院後、完全母乳で行けるママはだいたい半分以下です。母乳一本でいけるママはほどんどが第二子第三子の方です。
(私自身も第一子は産後1ヶ月まで混合、第二子第三子は退院後から完全母乳でした。)
なので第一子のほとんどのママはミルクを作ります。
そうなると、

B【調乳に早くても5分時間がかかります。
ミルクが出来上がったら授乳です。お腹がいっぱいになると途中寝ます(笑)寝るなーと起こしながらミルクを飲ませます。15分くらいかかります。
授乳後にはげっぷをさせます。げっぷがすぐ出ればいいですが、5分くらいトントンしている必要がある場合もあります。】

母乳とミルクで
授乳には1時間みっちりかかります。

C【そのあとオムツ替えをしたり、必要があれば着替えをし、赤ちゃんを眺めたりすることもあるでしょう。
そうなると1.5〜2時間はあっという間です。】

さて、横になろうとし、うまくいけば1〜1.5時間休めます。

が、、、じつは最初に言った「赤ちゃんは3時間毎に起きる」は、よっぽど手のかからない赤ちゃんの場合です。。(笑)

通常の新生児は3時間眠ることもあれば、2時間でおっぱいを欲しがることもある、という感じですので、毎度1.5時間は休めません。

最初から3時間待たずに1.5〜2時間でおっぱいを欲しがる子もいますし、抱っこしていないと常に泣いている赤ちゃんもいます。
そうなると、もはや24時間抱っこしっぱなしで横になる時間が全くありません。

ただ、、考えてみましょう。

Aの母乳を与える以外は、産んだ母親以外ができることです。

全治2ヶ月の身体の人にABCすべてをするのは「不可能」です!!
ましてや家族の食事作り、洗濯、掃除、上の子のお世話、、はもってのほかです。

なので、BとCの部分を別の人に代わってもらう必要があります。
お分かりでしょうか。
里帰り出産は、【①産後の身体がボロボロなのでとにかく横になる、②おっぱい以外の赤ちゃんのお世話を、実家のお母さんお父さんお姉さんなどに手伝ってもらい、家事を代わってもらう為】です。

もし、里帰り出産ができない、したくない状況なのであれば、

「実家のお母さんお父さんお姉さんなどに長期間来てもらう」
「自治体の産後サポートや産後ドゥーラを利用する」
必要があります。

家事もしっかり日頃からされているパパが育休を3ヶ月〜半年取得するような状況であれば話が別ですが、夫婦2人で産後赤ちゃんと過ごすのは「不可能」です。

里帰り出産「する」のか「しない」のか?
何故その選択にするのか、
しないのであれば、サポートを何で補うのか、
出産する産院選びの時に
是非考え始めてください!!

必ずいざ産後になった時にお役に立つはずです^_^♪♪
産後ドゥーラ
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