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テキストの盛り合わせ

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テキストだけを詰め込んだマガジンです。不定期に盛り合わせます。
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#エッセイ

小説を書こうと決めたアレコレと、この2ヶ月のドタバタ劇

先週、文藝賞に小説を応募しました。 note以外の場所での応募は初めてで、原稿用紙換算や縦書…

さより
2年前
27

香りのある風景を残したい。

ベランダで洗濯物を干していると、時々、コーヒーの香りが漂う。 コーヒー豆を焙煎するお店が…

さより
2年前
26

雪が降り、勇者じゃない私は「今の仕事を選んで良かった」と思えた

私は、正社員として働いた経験がない。アルバイトか派遣社員か契約社員。今は個人事業主。 正…

さより
2年前
20

破棄した言葉はどこに消えるのか

年365回ぐらい、書いては破棄を繰り返す。 Twitterで「〇〇って嫌い」と書いては、左上の×を…

さより
2年前
29

2021年の振り返り・2022年のテーマと抱負

あけましておめでとうございます。そばは年明けに食べた者です。 今年最初の、長文エッセイ。…

さより
2年前
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一人じゃないから、自転車を漕ぎ続けている

2021年12月30日0時6分、年内最後の4コマ漫画を載せた。 4コマは、2016年3月から地味に地道に…

さより
2年前
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離婚の危機と、やさしさを取り戻すまでの4日間

初めて、離婚の危機が訪れた。 事の発端は2週間前。夫がお酒を飲みまくり、突然「離婚や」と言った。他にも「面白くない」などの暴言を吐かれ、言葉のごとく散々。 私の心に突然、手榴弾をいくつも投げつけられたようだった。悲しみや怒りで、心が散り散りになった。 飲みすぎて記憶がない状態の夫は、明らかに様子が違う。 「離婚や」と言っときも、私がこぼしたお酒を拭いている最中に「拭かなくていい」と言ったときも、記憶がないと分かっていた。 でも、記憶がないとしても、夫の口からあんなに

今スキでたまらない3曲を、歌詞を交えて熱く語る

音楽を本格的に聴くようになったのは、中1からです。「スキな3曲」は悩みに悩み続けました。 …

さより
2年前
27

さらっと挑戦できるまち・未来を夢見て

20代、カフェを開くのが夢だった。 「社会人になると友達を作りにくい。カフェを開いて、友達…

さより
2年前
26

一期一会の柄物が好き

自分のことなのに、いつ頃から好きなのか、記憶も自覚もない。 気がつけば、洋服は柄物がダン…

さより
3年前
29

海で湧き上がった感情の数々を

宮崎県は東側が太平洋に面している。 私は宮崎市で生まれ、育った。 海沿いにはフェニックス…

さより
3年前
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消去法で選んだ、私らしいワーク・ライフ・バランス

オリンピックを初めてまともに見たのは、2004年。 当時の私は大学生。 友達が少なく、テレビ…

さより
3年前
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お笑いの難しさと、過去を切り出す怖さ | 小林賢太郎さんの解任で思ったこと

東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式のディレクターを務める小林賢太郎さんが、開会式…

さより
3年前
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普通を捨てて、今がある。

「タイムマシンで過去に戻れるとしたら、人生のどこからやり直したい?」 と聞かれても、私はすぐに答えられない。 幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人。 私はすべての時期に失敗がある。失敗という名の後悔が多すぎるのだ。 小学生の頃まで人見知りが激しく、友達はいなかった。 中学生でやっと友達ができたが、遅刻魔になった。 高校生の頃、もっと勉強すれば良かったと後悔している。 1浪して入った大学は、中退した。 正社員で働いた経験がない。 長らく、「普通になりたい」と思