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愛に乱暴 観賞

言葉のチカラ。
勇気づけて励ましてくれる時もあれば傷つけられることもある。

SNS上で特にそれは顕著で。まー今さらそんなこと言ってもだけど。

吉田修一原作作品は以前にも観たかったものの、今作が初見に。

なんとなく予感はしてたけどやっぱりどんよりどんよりえぐくて人間の汚なくて弱い部分をこれでもか!な作品。

所詮人間なんて、と思っているタチなので、ある意味痛快。

音楽がほぼ流れず、何気ない暮らしのひとつひとつを丁寧に映していて、それがリアル且つオチまでの長いフリになっていて、前半はずーーーーっとドキドキ。

ツラの皮一枚下では叫び狂っている様を演じている江口さんが流石です。

結局全てを吐き出し切れないまま生活を続ける江口さんであったけれど、ラストで赤い服を着ていたのが決意表明的なことだったのかなー

やり直しきくわよ

ありがとうって言ってくれてありがとう

言葉のチカラ。


人に優しくすることはお金も掛からないし、誰にでも出来ることだって何かの本で読みました。確かに。

ごめんなさいよりありがとう
だな

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