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自責と後悔の連続から抜け出せれた理由

ああすればよかった
こうすればよかった


自分の選択したことが納得いかず
もっとこうすればよかったんじゃないかと
悔やんでしまうこと
誰にでもあると思う。


まだ10代くらいだった私は
とにかくいろいろと悔やむ子供だった。


もっとこうすればああなったんじゃないか
たらればばかり追いかけて
全然現実を見れてなかったように思う。


社会人になっても相変わらず
自信のなさは続いていて
自分のすることなすこと
全て否定しては悔やんでいた。


ある時、社会人になって
ふと浮かんだアイデアがちょっとした話題になり
在籍していた業界で
私は少しだけもてはやされることになった。


ちょとした取材のオファーが来たり
ラジオ出演などの依頼も来たりしたが
全て断った。


理由は自分の容姿に自信がなかったから。
今考えると、なんじゃそりゃ?でしかないけど


顔を晒すと絶対に悪態突かれると信じていた。
こんなやつがどうして公然に出れるわけ?
ブスじゃん
ブスのくせにでてんなよ


今思うと中学校の時にある男子生徒に
悪態を突かれたことがトラウマになっていたのが
原因なのだが
そんな個人的な美醜基準をこの世の基準くらいに思って
ずっとそれを握りしめて
自分の人生をがんじがらめにしていたなんてアホすぎる。



そんな他人の美醜基準を採用していたのが
今ならバカらしくて笑えるが
当時は死活問題だったのだ。


その後、私が頑なに拒否し続け
表に出ようとしなかったため
私の代わりとなるような人材があてがわれ
その人があれよあれよと
業界内で有名になり、あっという間に第一人者にされて
上り詰めてしまったのだ。


もちろん富も手に入れただろうし
仕事にも不自由しない未来を手に入れただろう。
そういう噂も耳にした。


あっという間に私は落ち目になり
本当に惨めだった。
仕事もカツカツ、お金にも困り
そもそも明るくない性格も手伝って
人はどんどん離れていき
孤立した上に孤独になった。


私なんかが世の中で名を知られていいはずがない。
なのに、どうして今こんなに惨めなんだろうか?



どうやら私は間違えたらしい。


心底後悔した。
チャンスの女神の前髪とやらを一瞬で逃してしまったことも
体感してしまった。


その後10年以上不遇な時代を過ごしてしまう私は
あの時のことを思い返してはひどく後悔し自責した。


そしてその時に本当に心に固く誓ったのだ。


後悔なんて2度としたくない。


タイミングは逃したら最後だ
チャンスは掴まねばすぐに逃げてしまう


だからわたしは
行動しないことによる後悔は絶対にしない
ウジウジ悩んでタイミングを逃すなんて
もうまっぴらだ!
と決めて何事もすぐに動くようにした。


私への他人の興味なんて
一瞬に過ぎない。


その一瞬に恐怖を感じて
一生を棒に振るなんてアホすぎる。


行動せずに後悔しても何も得られない。
行動して何か失敗したとしても
それは次に活かせばいい。経験と知恵が手に入る。


あんなことしなければよかった。
という行動してしまったがための後悔もあるが
それは、教訓を次回に活かせば良い。


後悔をしたくないという確固たる思いと
自責なんかしてる間にタイミングを逃してしまう
という過去からの教訓で
私は自責と後悔を人生から排除した。


とはいえ、ちょこっとする時もあるけど。


「こんな思い2度としたくない」
そういう痛みは人を大きく変えるし成長させると思う。


でも痛みを伴わずとも
学び得ることもできるし
成長することもできる。



もう後悔なんてしたくないんだよぅ
(引用:アムロ・レイ)








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