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人と違うことで負い目を感じなくていい

唐突だが、私はコーヒーが飲めない。
正確には飲めるのだが、
高確率で飲んだ後にお腹がピーピーになる。


香りも好きだし
何ならピーピーになっても良い環境なら
飲んだりすることもある。


外に出て大抵もてなされるのは
コーヒーなのだけど
その度に

「すみません、私コーヒーが飲めなくて💦」

というマイノリティを発揮しなければならない。


チッキショー
コーヒーブラックって言ってみてぇ
やっぱモカがいいよね、とか言ってみてぇ


私がコーヒーが飲めないというと
あ、カフェインがダメなんだね?
と間髪入れずに言ってくる人がいるが


抹茶も飲むし、紅茶も飲むし、玉露も飲む。
これらは全く問題ないので
カフェインではないと思う。


原因究明するつもりはないので
もう飲めないでいいことにしている。



そして私は無類の果物好きだと公言していて
もし何か私に贈り物をしたくて
何を送っていいかわからない場合は
果物を送ってください。とFacebookのプロフィールにも記載している。


が、ただしメロンは除く。とも書いてある。


最近交際範囲が広がってきたのか
ちらほら「メロン嫌い」という人にも
出会えるようになったが


ちょっと前までは
メロンが嫌いというと
漫画のように驚かれた。

こんなに美味しいのに?


いや、美味しいと思わないから嫌いなんですけどね。


こんなふうに一般的に◎なものを
わたしは❌なことが結構ある。


人がダメなものが私は良かったり。


とはいえこんなことで、一度たりとも悩んだことはない。
どうして私は人と違うんだろう?
なんて奥ゆかしく思ったことなど皆無だ。


人と違うことで
他者から叱られたり、非難されることはあっても
私自身が自分を否定したことはない。


だってそれが私なのだから。
変えられないし無理もできない。


だから牛乳も食パンも嫌いだった小学校時代の給食は
ほとんど食べた記憶がない。

そしていつまでも食べずに牛乳とパンを残す私を
同調圧力がわたしを弾圧した。


若い時の恋愛によくある光景だが
こうして欲しいとか
こうなって欲しいとか
自分の趣味嗜好を押し付けがちで
その人の個性を無視して型にはめようとする輩がいる。


もしあなたの個性を捻じ曲げてこようとする
そんな個性キラーがいるのなら
とっとと離れた方がいい。


とはいえ、それが親だったりすることもあるから
何とも言えない…(実際私もずっと縛られていたから)


私って変なんじゃないか?
って悩んでいる人が結構いるけど


少ないから変、多いから普通
っていうのも理論がおかしい。


変なのではなく
自分らしさがちゃんと出てる
そんなふうに受け取ったらいいと思う。


ただ、それが社会的に誰かの迷惑になったり
誰かの嫌悪感に繋がるのなら
出し方は工夫しなければならない。
それが社会性だったり公共性だったりするが
他人と共存する上では必要な能力でもある。



人と違うからと言って
負い目に感じなくていいと思う。

別にいう必要もないし
言いたければ然るべきところでいえばいいし
無理やり理解を得る必要もないし


誰かに認めてもらわねば
個性は成立しないわけでもないしね。


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