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心理的アセスメントⅠ 第1課題【評価S】(聖徳大学)

[Ⅰ] APAによると、心理的アセスメントは、心理学的な評価・判定・提案のために(を目的に)することである。 心理的アセスメントで最も重要なのは、単にデータの収集ではなく、統合することである。 心理的アセスメントの方法は、臨床面接、行動観察、心理検査、生理学的あるいは心理生理学的測定、その他に分けられている。 臨床面接あるいは臨床心理面接とは、心理支援における面接そのものを指し、アセスメント面接とは心理的アセスメントを目的とした面接のことを指す。

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    • 教育・学校心理学Ⅰ 第1課題②【評価A】(聖徳大学)

      思春期に見られる主な精神疾患として、統合失調症は10代中頃から20代にかけての発症が多く、発症率は全人口の1%程度と言われている。 症状として、幻覚(感じるはずのないものを実在するかのように感じてしまうこと。幻聴が多い)、妄想(誤った強い思い込み、思考のまとまりのなさ(考えや感情がまとまらなくなる状態)、思考力や意欲、感情表出の低下などがある。経過は幻聴や妄想が悪化する急性期から、その後エネルギーが低下した直回と続く。

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      • 臨床心理学概論 第2課題 第1設題【評価A】(聖徳大学)参考文献,マインドマップ付き

        第2課題 第1設題  心理職が活動すると考えられる領域として、保健医療領域、教育・子育て領域、福祉領域、司法領域、産業領域がある。以下に、産業領域の現場において想定される問題と、それに対する心理職の役割や対応方法について述べる。  第1に産業領域で主な問題となるのは、働く人のメンタルヘルスである。強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にある。ストレスを放置するとうつ病・躁うつ病などの気分障害を引き起こす。ストレスの原因の主要なものには、職場の人間関係、仕事の質

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        •  人体の構造と機能及び疾病 第1課題 【評価S】(聖徳大学)

          ①中枢神経系は、頭蓋に囲まれている脳と脊柱に囲まれている脊髄に区分される。 ②高齢者の認知症の主なタイプは脳血管性認知症とアルツハイマー病である。

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        心理的アセスメントⅠ 第1課題【評価S】(聖徳大学)

          心理学実験Ⅰ パーソナルスペース課題レポート【評価S】(聖徳大学)表・図・考察・引用文献付き

          パーソナル・スペースの構造 問題  Sommer(1959) によれば、人にはそれぞれ侵入者が入れないように個人の身体を取り囲む目に見えない境界をもった領域がある。この領域は、地理的な照合点をもたず、個人とともに移動し、環境や周囲との関係によって伸縮する。このような、いわば心理的な縄張りは、個人空間とよばれる。個人空間には、他者との境界を作り他者の侵入を防ごうとする機能(防御機能)と、他者との関係性の中で親密さを維持しようとする機能(親密機能)が考えられる(Hayd

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          心理学実験Ⅰ 系列位置効果課題レポート【評価S】(聖徳大学)表・図・考察・引用文献付き

          自由再生法による系列位置効果 問題  系列位置効果とは、リスト形式で呈示された材料を記銘・学習する場合、各項目の成績が リスト内でのその項目の位置の影響を受けることをいう(篠原,2004)。リストの冒頭部で呈示された項目の成績が優れていることを初頭効果、終末部で呈示された項目の成績が優れていることを新近性効果と呼ぶ(佐藤,1999)。系列位置効果はきわめて頑強な現象であり、系列学習、自由再生などさまざまな実験パラダイムで観察される。また熟語などの言語材料のみならず、

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          心理学実験Ⅰ 系列位置効果課題レポート【評価S】(聖徳…

          心理学実験Ⅰ 鏡映描写課題レポート 【評価S】(聖徳大学)表・図・考察・引用文献付き

          鏡映描写による両側性転移の検討 問題  学習は、心理学の中の代表的な研究領域である。一口に学習と言っても、条件づけ、言語または記憶学習、社会的学習等があるが、本実験では、知覚運動学習をテーマとする。知覚運動学習とは、知覚系と運動系の協応を必要とする運動技能が、練習によって上達する過程を指す。そのため、技能の学習とも呼ばれる。例として、キャッチボールの習熟(手と視覚の協応関係の成立)などがあげられる(横山,2015)。  知覚運動学習の課題としては、鏡映描写課題、標的追従

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          心理学実験Ⅰ 鏡映描写課題レポート 【評価S】(聖徳大…

          健康・医療心理学Ⅱ 第2課題【評価S】(聖徳大学)

           サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)とは、心理的応急処置のガイドラインである。2011年に世界保健機関が作成したものと、アメリカ国立PTSDセンターとアメリカ国立子どもトラウマティックストレス・ネットワークが作成したものの2種類があり、その両方に日本語翻訳版がある。両者の内容は類似しているが、後者の方が心的外傷後反応や支援者の留意事項に関する内容が充実しており、より精神保健専門家向けになっている。本稿では、主に後者を参考にしながら、PFAの概要と活動内容について以下に

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          健康・医療心理学Ⅱ 第2課題【評価S】(聖徳大学)

          健康・医療心理学Ⅱ 第1課題②【評価S】(聖徳大学)

           ②運動をすることの意義を、精神的効果・身体的効果・社会的効果の3つの観点から述べる。  第1に精神的効果について、プラス面として、ストレス軽減、メンタルヘルスの改善、精神的充足等が挙げられる。QOLの向上や、睡眠の改善、頭がよく働くようになる効果もある。スポーツに生き甲斐を見出し、生きるモチベーションになる場合もある。

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          健康・医療心理学Ⅱ 第1課題②【評価S】(聖徳大学)

          健康・医療心理学Ⅱ 第1課題①【評価S】(聖徳大学)

           ①一般的な疾病の予防の流れとして、1次予防、2次予防、3次予防がある。これは精神保健においても当てはまる。以下に、精神保健における段階的予防についてまとめ、2つの分野における位置づけも確認する。  まず1次予防は、未然に防止することである。対象者は、健康な人である。未然防止のためには更に、精神健康増進と特異的予防という2つの段階がある。前者は生活習慣等を気遣うことである。後者は作業の環境や方法を管理・改善することや、正しい知識を普及・啓発することによって、特定の疾病を予防

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          健康・医療心理学Ⅱ 第1課題①【評価S】(聖徳大学)

          人間関係論 第15章課題 ※草稿 (聖徳大学)

           対人葛藤の解決方略は主に4点に分類される。すなわち、回避型、同調形、個別型、統合型の4点である。これらを筆者の体験をもとに考察する。  まず、筆者はもともと回避型愛着スタイルを持っていることを自認していた。対人葛藤があった場合には、相手との接触を減らす回避型方略を頻繁にとってきた。例えば、塾で妬みの感情から陰で悪口を言われていた時は、無視するという「無行動」の方略を取っていた。バレエ教室でクラスメイトに興味を持たれて過度に話しかけられる状況に疲れたときには、たまに休んだり

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          人間関係論 第15章課題 ※草稿 (聖徳大学)

          人間関係論 第13章B課題 ※草稿(聖徳大学)

          人間関係の進展において、人間関係構築の初期段階においては類似性が、初期段階移行は相補性がその進展に効果を及ぼすと考えられる。 まず類似性について、これは関係形成の初期段階で相手への好意度を高める。その理由は2つある。1つ目は合意的妥当かである。人は自分の意見の正しさや能力の高さ、欲求の強さなどを、他者と自分の比較することで評価する。この比較を社会的比較といい、これにより作られる評価基準を社会的現実性という。自分の心理的特徴が他者のそれと一致や合意するとき、自分は「正しい」と

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          人間関係論 第13章B課題 ※草稿(聖徳大学)

          人間関係論 第12章A課題 ※草稿 (聖徳大学)

           人間には自分の利益(報償)を最大限にしようと努力する利益最大の原理と、社会的交換の中で自分の支払うコストと自分が得る利益の割合を公平にしようとする公平性の原理の2つの行動原理がある。筆者の周りの人間関係について、これらの観点から振り返ってみたい。

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          人間関係論 第12章A課題 ※草稿 (聖徳大学)

          人間関係論 第11章B課題 (聖徳大学)

          まず、他者から好意的な評価を得た際、人はその評価者に対して好意を示す。それは、人には自分自身を好意的に評価したい、自己評価を高めたいという自己高揚欲求がある。そのため他者からの好意や賞賛が必要である。そのために自分に対する好意的な評価を好み、好意的評価を与えてくれる相手に好意を持つ。逆に自己評価を低下させるような評価をしてくる相手のことは嫌いになる。これを自己高揚仮説という。

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          人間関係論 第11章B課題 (聖徳大学)

          人間関係論 第9章課題 (聖徳大学)

           説得効果を左右する要因を7つ述べる。  1つ目は説得者の専門性である。同じ説得内容でも、その内容について専門的な知識を有すると考えられる人の方が非専門家よりも強い説得力を持つ。これは周辺ルート情報処理が行われる場合に説得効果が高くなると考えられる。なぜなら周辺ルートでの情報処理はヒューリスティックに行われるからである。大雑把な経験則をもとにすると、専門家の首長や数が多い主張のほうを信頼するのである。

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          人間関係論 第9章課題 (聖徳大学)

          人間関係論 第8章課題 ※草稿(聖徳大学)

           多数派の影響と少数派の影響は、異なる影響過程に基づく。 まず、多数派の影響は、公的な同調は引き起こすが、私的には受容されない。同調とは、斉一性への圧力に対して個人が自らの態度や行動を合わせていく過程のことである。斉一性への圧力とは、メンバーの行動や態度を画一化しようとする、集団に働いている力のことである。斉一性への圧力は、多数派の全員一致によって規定される。多数派の影響力は、その内容ではなく、全員一致か否かといった周辺ルートの情報処理となる。そのため、多数派は集団内で社会

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          人間関係論 第8章課題 ※草稿(聖徳大学)