山に気づかされたこと
就活が落ち着き、母に連れられ山登りをした。
大阪は千早赤阪村、奈良は御所市の境目にある金剛山に登った。
正直舐めていた。なんたって僕は現役の部活生、そんなの余裕でしょ。
その余裕、軽い気持ちがいけなかった。
上り1時間、下り1時間20分
下りの方が早いはずなのに、、、
終わった後、足はぷるぷると震えていた。
この山登りで気づかされたことが2つあった。
ここでは、辛さ=上ること、幸せ=頂上からの景色と達成感 とする。
1.「辛さ」は「幸せ」の引き立て役
これは、上りの話。
僕たち親子は、ささっと上って帰ろう。だから、早いけどキツい道を選んだ。けど、とてつもなくしんどかった。母もいつもは時間はかかるけど楽な道でいっていたから、キツかったらしい。まあ僕が一番へばってたんだけど。
ここで母が言った「この前よりも達成感あるし、心なしか景色もきれいに見える」と。
僕は思った。この幸せは辛いことの上にあるんだ。その辛さが強くなるとその分幸せは強くなるんだ。
ゲームに例えてもいい。
なにも難しくなく、適当にやってもクリアできるゲームと難しくてなかなかクリアできなかったゲーム。どちらがクリアしたとき嬉しいだろうか。それは絶対に後者のはずだ。
辛さは幸せの引き立て役ということ
つまりはこう言い換えることもできる。
「1%の幸せのためには、99%の辛いことが必要」
少し大げさだがこういうことである。
逆に、あまり辛さを感じないものは幸せもあまり感じないだろう。
2.一生懸命は時間を忘れさせる
これは下りの話。
元々母からは、下りは早く着くって聞いていた。けど、いつもと違うコースで帰りたいと言われたため、違うコースで下りてみた。
1時間20分かかった。でも、そんなに長いと思わなかったし、寧ろ上りの方が長く感じた。
勘違いもあり、選んだ道はとっても険しかった。木の根っこが入り乱れ、急斜面、ほとんどない足場に命綱のように垂らされたロープ、小川が流れ、ぬかるんだ足下。とても登山初めてのビギナーが行く道ではない。
そんな道を一生懸命進んだ。常に緊張感をもち、足を踏ん張り続けた。必死だった。母は登山靴だが、なんせ僕は3年履き潰したランニングシューズ。裏はつるつるでよく滑る。少し怖かった(笑)
そんなこんなで40分という予定を大きく超える1時間20分もかかったけど、気づいたら終わってた。それは、必死だったから、一生懸命だったからだと思う。
一生懸命は時間を忘れさせてくれる。
この自粛期間、時間をもてあそぶ人も居ると思う。
そんな人にこそ、何かに夢中になって欲しい。
時間を忘れるくらい一生懸命になれることを見つけて欲しい。
3.まとめ
今回は、「幸せの感じ方」「持てあました時間を有意義にすること」について書いた。
辛いことはその先の幸せのために頑張ってほしいし、時間を持てあましているなら何かに一生懸命になってほしい。
そこから何か感じることがあるかもしれない。
辛いことに対する考え方が、幸せの感じ方が変わるかもしれない。
考え方、感じ方ひとつで、あなたの毎日が変わるはず。
1回きりの人生、最高の人生にしよう。
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