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みんなで観れば100倍楽しい! 映画「バトル・ロワイアル」on 街クリ映画部 Netflix Party #401

人から「おすすめ」されたものを実際に体験する確率ってどれくらいでしょう?

「この人が言うなら」が判断基準になることも少なくないですよね。サムライトという会社の調査によると、好きなインスタグラマー・インフルエンサーの投稿を見て、商品を買ったことがある人は37.6%だそう。

わたしが本や映画を選ぶ時もやはり「この人が言うなら」が多い気がします。その方の好みがある程度分かっているからかもしれません。世の中には知らないことがいっぱいありすぎるんだもん。

ただ、それだとなかなか広がっていかないんですよね。時間があると韓国映画ばっかり観ちゃうし。

そんな中で、いまとてもありがたいと思っているのが、「街クリ映画部」の「木曜会 on Netflix Party」です。あまり積極的に観ようと思わなかった映画(みんな、すまぬ)を観ながら、あーだこーだとおしゃべりする中で新しい出会いが生まれました。

「木曜会 on Netflix Party」

「街クリ映画部」とは、わたしも映画のコラムを書かせてもらっている「街角のクリエイティブ」が運営しているコミュニティです。

街クリのライターがそれぞれおすすめ映画をピックアップする「木曜会 on Netflix Party」。Netflix PartyというGoogle Chromeの拡張機能を利用したサービスを使うと、離れた場所、違うPCからでも映画が同時に視聴できるんです。

Netflix Party機能をONにすると、ブラウザのツールバーにこんなボタンができます。あとは共有リンクをクリックするだけ。

Netflix Partyの使い方1

パーティーの様子については、同じく街クリライターの金子さん(@MondettaYuki)がnoteに書いてくれています。

今日のnoteでは、この「木曜会 on Netflix Party」で観た映画のうち、

「これは自分では観ようと思わなかったー!」

という映画「バトル・ロワイアル」を観ながらイベントで飛び出した話をご紹介します。

映画「バトル・ロワイアル」

原作は、中学生同士が殺し合うという、センセーショナルなストーリーが衝撃的だった高見広春の小説です。

こちらを深作欣二監督が映画化。2000年に劇場公開され、興行収入30億円を超えるヒットとなりました。

「仁義なき戦い」感満載だよね……?

主演は北野武ってバイオレンス満載だよね……?

そう思って、公開当時は敬遠していたんですよね。なのに訪れた「木曜会 on Netflix Party」での作品ピックアップ。

(怖くないだろうか……。付いていけるだろうか……)

そんな不安を抱えていましたが、結果的にめちゃくちゃ盛り上がりました。できの悪い子どもをみんなで愛でる時間といいましょうか。

小説も漫画も未見だったので、バトルのルールもよく分かっていなかったのですけれど。島に着いて支給された「武器」が出てきたところで大笑いしました。

クロスボウとか斧とかなら、ちゃんと「武器」と思えます。ヌンチャクもまあ当たりです。

「なべのふた」を渡されて、なにをどうせいというの!?

おお、こんな映画だったのか!!!と思った瞬間でした(ホントは違います)。

ご存じかもしれませんが、この映画には若手俳優が多数出演しています。藤原竜也、前田亜季、前田愛、山本太郎、安藤政信、柴咲コウ、栗山千明ら、若手の若い頃なので、みんな初々しい! 

「この人、塚本高史じゃない?」「え! マジか!?」

なんてことをツッコミ合うチャットの貴重さよ。これ、一度体験してほしいです。

映画「バトル・ロワイアル」on Netflix Party

Google Chromeの拡張機能であるNetflix Party。ブラウザに追加すれば、離れた場所、違うPCからでも映画が同時に視聴できる優れものです。おまけにチャット機能が付いているので、映画を観ながらやいのやいのと「おしゃべり」できるのです。

パソコンではこんな風に見えます。

チャット欄3

「しーっ!」と叱られることもなく、映画泥棒に追いかけられることもなく、自由に映画を満喫できるサービスです。

映画が進むにつれ、柴咲コウのシーンがやたらと増えていった時には。

バトルロワイアル2

作品をナビゲートしてくれていた加藤さん(@SMI2LE)から衝撃のお話が!

チャット欄2

オイコラーーー!!!

深作健太プロデューサーは、深作欣二監督の息子さんです。撮影当時、病が進んで体調があまりよくなかった監督を支え続けていたのだとか。

また、ぶっちぎれてしまう栗山千明さまのシーンでは。

バトルロワイアル3

戦慄するほどの演技に思わずコメントしたら、映画好きの宮下さん(@1973miyataku)から思わぬ情報が。

チャット欄1

そんな目ん玉だらけのアイコンで言われたら、コワイって!

ユマ・サーマンの黄色い衣装はブルース・リーへのオマージュといわれていますが、千明さまもお似合いでしたよ。

あらためて「キル・ビル」観なきゃ!と思ったのですが、チャット欄で一番話に出ていたのは、実は「仁義なき戦い」と「新世紀エヴァンゲリオン」だったんです。

「エヴァンゲリオン」がテレビ放送されていたのは1995年から1996年。音楽の使い方などに影響を感じるとのこと。

テレビ版しか観てなかったよ……。影響ってどんな!?

気になったので、7月の連休は「エヴァンゲリオン」にドップリはまりました。

「街クリ映画部」でセレンディピティな映画の旅を

「バトル・ロワイアル」も、「エヴァンゲリオン」も、公開当時観ておけばよかったと思いましたが、もしかしたらみんなと観たからよけいに楽しめたのかもしれないなと思います。

「この人が言うなら」で選ぶのもいいのですが、なし崩し的に出合うセレンディピティもやっぱりいい!

というわけで、最後にお誘いです。

オンラインコミュニティ「街クリ映画部」に参加すれば、こちらの「木曜会 on Netflix Party」にも参加できますよ! 今週の木曜日8月20日はわたしが担当。予定している映画はカン・ヒョンチョル監督の「サニー 永遠の仲間たち」です。

よかったら、一緒に観ませんか?


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