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これぞ「才能」

「あとがき」にて

恋愛のことがよく解らないからこそ、若くて未熟なふたりがともに過ごしたどうしようもない時間を必死で書くことにつとめた。

文中、本題じゃない事もいろいろ書かれているのですが、私の中では映像にしかできない事象を又吉さんは完璧なほど言語化しているのです。

才能があふれすぎてるって! そう思うしかないです。

で、

「これ、自分のことだなぁ」と思うところが多々ありました。たくさんありすぎるぐらいだけれどもひとつだけここに。

飲み会にも参加するようになった。不慣れな場所に馴染もうと薄ら笑いを浮かべていたが、結局は溶け込めないまま毒にも薬にもならない人物として、会が終わるまでただそこに居るだけの存在でしかなかった。

↑私です、これ↑

だから飲み会に参加しなくなりました。

https://note.com/33536631/n/ne9197419c4c3


そういう意味ではちょっと読むのが苦しい一冊でした。結局周りを傷つけているわけですし。

そういう人にならぬよう、少しはいろいろ気を遣っていこうと思うのでした(浅い感想でした)



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