あまりにも重いテーマ
老親の家を片づける ついでにわが家も片づける(阿部絢子)
という本を読みました。
「老い」という単語がいったい何回出てきたんだ? というほど、老いがもたらす影響について書かれた本です。
片づけたくても、体力が減退すれば片づけられないという現実。
片づけるなら体力があるうち、と警鐘を鳴らします。
さらには、残された子どもの問題にも触れられています。自活できないまま親を失った場合、残された子どもを世話するのは誰になるのか。その人の兄弟が負担を背負わないためにも、子どもを自活できる状態にさせる必要性を強く訴えています。
いやこれ、もう、読んでいて気が重くなりました。
後者のほうは大丈夫だと思っていますが、前者については、私の家、完璧にそのとおりだからです。
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。