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「銀河鉄道の父」読んでみた

5月5日に公開される映画「銀河鉄道の父」。

私、映画を10年以上見ていないかもしれません。同じ場所に2時間以上座っていられない性格なもので。。。
そういう私ですので、本を読みました。

「どこにでもあり得る家族の物語」だと思われますが、これが「明治大正年間」となると話は別。紆余曲折のある息子に対して気をもむ父を中心に話は進みます。

「……オラは、お父さんになりたかったのす」と思う息子・賢治と、
「お前は、父でありすぎる」と父(賢治にとっては祖父)の喜助に指摘される(賢治の)父・政次郎。

解説で「賢治一家の再発見」とあるがそのとおりだと思います。

ただ、親としては、自分の子が先に逝ってしまう事はツラい事。二人も見送らなければならなかった父と母の気持ちは、今の私にはとても察する事ができません。
つくづく現代医学の発展に感謝の気持ちです。


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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。