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落ち込んでいる自分を、否定していませんか?

どんどんどんどん病んでいってしまう人の考え方の特徴として、落ち込んでいる自分を否定してしまうことがあると思います。

こんなんじゃだめだ
もっと辛い人もいるんだ
落ち込んでる暇なんかない

そんなふうに自分を攻めてもっと落ち込んで、自分を苦しめてしまうんです。
わたし自身もずっとそうで、小さいころから自分を責めることが癖になっていました。

でも、ただでさえ苦しいときにこんな言葉をかけられたらどうですか?
もっともっと苦しくなってしまいませんか?

それから、良いことがあったときも素直に喜べない自分がいることも多いです。
「こんなんで調子にのっちゃだめ」「もっとすごい人はたくさんいるし、自分には誇れるところなんてまだなにもない」
そんな風に、謙虚なあまり自己否定に走ってしまっていませんか?

自分に厳しく、謙虚であることは日本人の美徳とされています。
実際に、自分を律することができ、努力し続けられる人は儚く美しく見え、憧れてしまいます。
しかし、だれもがそうであれるわけではありません。

人より繊細な心を持っている人、傷つきやすい気質の人はいます。
そんな人は、この日本人の美徳とされた生き方は合わないのかもしれません。

自分の弱さを自覚し、許してあげることもときには必要です。
赤ん坊として生まれてきて、何も自分でできなかったわたしたちが、普通に一人で稼いで、生活していけていることだけでもものすごい奇跡です😊
自分の理想のように強くなれなくても、良くありませんか?

自分には自分の美しさがあります。
それがなんなのか今は理解できなくても、これから時間をかけて知っていけば良いです。

わたしは、自分のことが本当に大嫌いでした。
うつになり、「生きてる価値なんてないんじゃないか」と何度も考えてしまいました。
しかし、諦めずに自分と何度も対話し、心の声を聴く習慣をつけると、不思議と自分を受け止められるようになってきたのです。

こんなんでもわたしのことを大切に思ってくれる人はいるし、
こんなに頑張ってるのにまだ上を目指すなんてなんて健気で人生に対して一生懸命なんだろうと思えてきたのです。
ネガティブなのも自分だから、無理してポジティブになる必要もありません。
落ち込みやすいならそれでも良いと思っています。
実際わたしはちょっとしたことですぐくよくよします(笑)

わたしたちの気質を変えることは難しいです。
でも、それを認めて一緒に生きていくことはできるし、ただ「自分の味方でいてあげる」と心に誓うだけでいいんです。
一番の味方が、一番近くで応援していてくれる、こんなにも心強いことはありませんよね!

ぜひ、なにがあっても味方でいてくれる「自分」という存在を、ご自身にプレゼントしてみてください。
なんだか不思議な安心感を得られると思います🪻

うたたね

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