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ノウハウという、チーム最高の無形資産

最近出産準備に時間を使っておりnoteを書く時間がない。

短いけど、組織運営にとって大事だなと思ったことを書く。

チーム力とはチームメンバー個人能力の総和およびそのチーム(ないしは企業)に蓄積されたノウハウによって決まる。

しかし前者だけをチーム力であるとしてフォーカスする人がとてつもなく多く、チームへのノウハウ蓄積が蔑ろにされているケースがほとんどだ。

私は今まで4つのチームを渡り歩いたが、ノウハウ蓄積に注力するチームは1つだけだった。そして、そのチームだけがノー残業でかつ迅速高品質な成果物を組織へ提供し続ける最高のチームだった。(しかも時間が余っていたのでボランティア活動をやっていた。)

ノウハウ蓄積がもたらす最も着目すべき便益はチームスキルの底上げだ。

自分の所属するチームを考えてみてください。チームメンバー数は変わらないと想定して、チームが一番弱くなる、負荷が高くなるタイミングはいつですか?当ててみましょう。




人事異動によってチームメンバーの入れ替えが起きる時。どうですか?当りましたか?

『そんなの当然だろ!』という方待ってください。この考えが当然だと思う考えはあなたを苦しめることになります。日々ノウハウをチームへ蓄積することによって、負荷を回避できます。むしろノウハウを整備する限りにおいて新たな人間の受け入れこそがチーム躍進の重要なキードライバーとなるのです。

この考え方は私のひらめきではなく、チームに属する人なら誰しも思ったことのあることなのではと思います。思いつきやすいところなら、『ちゃんとした引き継ぎ書を用意して異動していけよ・・・』と、皆さん思ったことありませんか?これはチームにノウハウが蓄積されていない証拠です。『ちゃんとした引き継ぎ書があればもっと早くやりたいことができるのに・・・』、その通り。高品質な引き継ぎ書が無いのは、前任者およびチームリーダーの怠慢に他なりません。


このノウハウ蓄積についてはまた後日記事にします。

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