京都の旅 1日目(三十三間堂、金閣寺、広隆寺)
いろいろ見てみたいものがあり、京都に行って来ました。京都は5年ぶりどす。
まずは三十三間堂に行ってみました。三十三間堂は1000体の観音立像が並べられているところです。
立像のことは、写真家の杉本博司さんの 「仏の海」という作品で知りました。写真の印象だと小さいものを想像していましたが、実際は等身大くらいの大きさで、その立像が1000体もあり圧巻でした。
立像が整然と並べられている様は「宇宙の秩序」を表しているのだと思いました。一見バラバラに見えるものも、全ては宇宙の秩序(プログラミング)の元、配列されているのです。
ただ、観ていたらちょっと胸が圧迫されるような、重い空気感感じました。。
次に、金閣寺に行ってみました。
修学旅行は京都ではなかったし、金閣寺を見るのは初めてです。
金閣寺では珍しくお守りを購入しました。普段あまり買わないのですが、八角系の風水守と、幸守りを購入。
八角系の風水守りには東西南北を守護する霊獣が描かれています。
東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武。
※お守りはあくまで社寺の運営費となるもので、それ自体に特別な効果があるわけではありません。
金閣寺を見学した後は、京都最古の寺、太秦広隆寺に行ってみました。
太秦広隆寺には弥勒菩薩像が保管されています。
弥勒菩薩とは、お釈迦さまにかわって全ての悩み、苦しみをお救いくださり、正しい道へとお導きくださる慈悲の仏さまです。
中に入ると仏像や菩薩が囲むように並んでいました。
館内は薄暗く、仏像や文字がいまいちハッキリ見えなかったけれど、一体一体見ていたら、胸が込み上げてきて、ワーンっと泣きそうになってしまった。
ワンワン泣くのも恥ずかしいのでその場は堪えたけれど、この込み上げる感覚は、言葉にすると味気ないけれど、「私は遠い遠いはるか彼方からやってきて今、(人間として)ぽつんとここにいる。」そんな感じだった。
初めて過去世を知った時や、何かが魂に触れた時になるあの感覚。
「はるか彼方」とは、物理的距離なのか、時間的長さなのかわからないけれど、距離も時間もないのかもしれないけれど、とにかく果てしなく、果てしなく遠くて、そして今はここにいる旅人、みたいな感じだった。
オールドソウルという言葉を聞いたことがあるけれど、私それかも?と、思った。私はずっと、ずっと(果てしなく、果てしなく)旅をしているんだ。
仏像の中には16歳のころの聖徳太子(像)もいたけど、教科書で見た聖徳太子とイメージが違くてびっくり。
お寺めぐりにはバスや路面電車を利用して、ローカルを少し体験出来ました。