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2019年に読んだ26冊ランキング

ビルゲイツじゃないからあんまり役に立たないだろうけど、一応書評を書いていたので、整理がてら書いてみる。

<2019年に読んだ本ランキング>
今年に読んだ26冊をランキングにしてみた

【お勧めできる:9冊】
001:『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』(マーシャル・B・ローゼンバーグ, 安納献, 小川敏子)
002:『樹木たちの知られざる生活』(ペーター ヴォールレーベン, 長谷川 圭)
003:『Creative Selection Apple 創造を生む力』(ケン・コシエンダ, 二木 夢子)
004:『銃・病原菌・鉄 上巻』(ジャレド ダイアモンド, 倉骨 彰)
005:『銃・病原菌・鉄 下巻』(ジャレド ダイアモンド, 倉骨 彰)
006:『若い読者のための第三のチンパンジー:人間という動物の進化と未来』(ジャレド ダイアモンド, レベッカ・ステフォフ, 秋山 勝)
007: 『リー・クアンユー回顧録〈上〉―ザ・シンガポールストーリー』(リー クアンユー)
008: 『リー・クアンユー回顧録〈下〉―ザ・シンガポールストーリー』(リー クアンユー)
009: 『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』(ローレンス・レビー, 井口耕二)
【役にたった。興味あれば:8冊】
010: 『ハイパーインフレの悪夢』(アダム ファーガソン)
011: 『ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)』(宮口幸治)
012: 『人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界』(猪子寿之, 宇野常寛)
013:『世界を変えた10冊の本』(池上 彰)
014:『アンネの日記 増補新訂版』(アンネ・フランク、訳:深町眞理子)
015: 『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(前野隆司)
016:『哲学の謎』(野矢 茂樹)
017:『動物たちの内なる生活 森林管理官が聴いた野生の声』 (ペーター ヴォールレーベン, 本田 雅也)
【図書館で借りるで良いかな:9冊】
018: 『プラットフォーム・レボリューション PLATFORM REVOLUTION』(ジェフリー・G・パーカー, マーシャル・W・ヴァン・アルスタイン, サンジート・ポール・チョーダリー, 妹尾 堅一郎, 渡部 典子)
019: 『日本の「非核」神話の崩壊』(日高 義樹)
020:『2020年「習近平」の終焉』(日高義樹)
021: 『アメリカは中国を破産させる』(日高義樹)
022:『「パクリ国家」中国に米・日で鉄槌を!』(ケント・ギルバート)
023: 『米中衝突の結末――日本は孤立し、自立する 日高義樹論考集』(日高 義樹)
024: 『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』(本田 健)
025: 『主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント』(ロジャー・コナーズ)
026: 『ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』(朝倉 祐介)


感想をば。

001:『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
(マーシャル・B・ローゼンバーグ, 安納献, 小川敏子)

これは、役に立ちますねぇ。やはり、意思疎通というのは大変大事なものであると思う次第であります。ビジネスにも子供に対する対応でも使えるので、大変重宝しました。


002:『樹木たちの知られざる生活
(ペーター ヴォールレーベン, 長谷川 圭)

ある意味、今年読んだ本の中で最優秀賞のようなものでした。木は生きていて、森は生きている。森というのは社会である。森の妖精のような話ですが、結構科学的に書かれています。公園の街路樹のようなひ弱な組織を作ってはいけないという意味で、教養として役に立つと思います。


003:『Creative Selection Apple 創造を生む力
(ケン・コシエンダ, 二木 夢子)

私は、スティーブ・ジョブスの仕事の仕方を真似するべきだと考えている奇人変人の類の人間なので、非常に勇気付けられる本でした。プロトタイプを作って、改良を重ねる仕事の仕方がよくわかってよかった。


004:『銃・病原菌・鉄 上巻』(ジャレド ダイアモンド, 倉骨 彰)
005:『銃・病原菌・鉄 下巻』(ジャレド ダイアモンド, 倉骨 彰)
006:『若い読者のための第三のチンパンジー:人間という動物の進化と未来』(ジャレド ダイアモンド, レベッカ・ステフォフ, 秋山 勝)

今年のジャレド・ダイアモンドとの出会いは素敵でした。ホモサピエンス全史とか、これを読むと霞みますからね。人間とはなんなのか、「なんとか人優秀である」という主張をしている人がただのアホであるということが科学的にわかるという意味で、教養になる一冊だと思いました。


007: 『リー・クアンユー回顧録〈上〉―ザ・シンガポールストーリー』(リー クアンユー)
008: 『リー・クアンユー回顧録〈下〉―ザ・シンガポールストーリー』(リー クアンユー)

シンガポールの繁栄を作ったのは、李光耀さんなんですが、すごいですね。最初はベンチャー企業の社長のような働き、最後は、完全なる政治家としての動き。中国や華僑を理解する上や、国家の繁栄のために何をやるべきか、よくわかる本でした。政治家は読むべきだよなあと。


009: 『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』(ローレンス・レビー, 井口耕二)

これ、他のピクサー本を読むとすごく霞む本なのですが、ジョブス好きな人には欠かせない一冊かと。appleをクビになり、next computerもうまく行かず、落ちぶれていたジョブスさんの復活の物語なんですよね。ピクサー本としてはつまらないけど、ジョブス本として読むと面白い一冊だと思います。


結構、今年も読書が楽しめました。
来年も良いほんとの出会いがあるといいな。

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